埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方

自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

                  幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分

受付対応
8:00~18:00 土曜12:00迄
営業時間
平 日 午前 8:30~12:00
    午後 2:00~ 6:00
土曜日 午前 8:30~12:00
定休日
土曜日午後・日曜日・祝日

完全予約制 

新規の方は、限定1日3名まで

0480-53-3671
埼玉県幸手市おかだ鍼灸院

帯状疱疹に効果のあるツボ

【記事投稿日】令和6年11月1日

【筆者】岡田匡史(鍼灸師)

 

 

  • 体の後面にできた帯状疱疹には、『至陰』・『足通谷』・『少沢』・『前谷』
  • 体の側面にできた帯状疱疹には、足竅陰』・『俠谿』・『関衝』・『液門』

のツボがお勧めです。

 

これらのツボにお灸を行なうと、発疹・水ぶくれ・痛みの回復につながります。

帯状疱疹の原因

帯状疱疹は、子供の時に罹った水疱瘡(みずぼうそう)が原因です。

加齢やストレスで免疫力が低下すると、神経に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが再び活動・増殖して神経を傷つけながら皮膚に向かいます。

 

その為、皮膚症状が出てくる前から皮膚の違和感・かゆみ・ピリピリ・チクチク・ズキズキなどの痛みが起こります。

 

その後、水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に現れ、徐々に痛みが増してきます。

 

疑わしい方は、皮膚科で診てもらいましょう。

首・背中・腰・太ももの後面にできた帯状疱疹に効果のあるツボ

東洋医学では、首・背中・腰・臀部・太もも・ふくらはぎの後面は、足の太陽膀胱経と呼ばれる経絡が通っていると考えられています。

 

ちなみに、経絡とは、気・血の流れる通路です。

 

この経絡上に炎症が起きている時は、足の太陽膀胱経にある『至陰(しいん)』と『足通谷(あしつうこく)』にお灸をすると発疹・水ぶくれ・痛みの回復を促します。

 

体の後面①帯状疱疹に使うツボ(至陰)

至陰の効能は、足通谷のツボの効能を高めます。

 

体の後面②帯状疱疹に使うツボ(足通谷)

足通谷の効能は、人体の後面の炎症を鎮めます。

 

更に、この2つのツボの効能をupさせるには、

手の太陽小腸経にある『少沢(しょうたく)』と『前谷(ぜんこく)』にもお灸をします。

体の後面③帯状疱疹に使うツボ(少沢)

少沢の効能は、前谷のツボの効能を高めます。

 

体の後面④帯状疱疹に使うツボ(前谷)

前谷の効能は、体の後面の炎症を鎮めます

脇腹などの体の側面にできた帯状疱疹に効果のあるツボ

東洋医学では、体の側面は、足の少陽胆経と呼ばれる経絡が通っています。

 

その為、脇腹などにできた帯状疱疹は、足の少陽胆経上の『足竅陰(あしきょういん)』と『俠谿(きょうけい)』にお灸をします。

 

体の側面①帯状疱疹に使うツボ(足竅陰)

足竅陰の効能は、谿のツボの効能を高めます。

 

体の側面②帯状疱疹に使うツボ(俠谿)

谿の効能は、体の側面の炎症を鎮めます。

 

更に、この2つのツボの効能をupさせるには、

手の少陽三焦経にある『関衝(かんしょう)』と『液門(えきもん)』にお灸をします。

 

体の側面③帯状疱疹に使うツボ(関衝)

関衝の効能は、液門の効果を高めます。

 

体の側面④帯状疱疹に使うツボ(液門)

液門の効能は、体の側面の炎症を鎮めます。

 

お灸について

お灸(透熱灸)

帯状疱疹で使用するツボには、透熱灸(とうねつきゅう)がお勧めです。

 

お勧めの理由は、薬局で見かける台座灸(だいざきゅう)では、大きいので『ツボ』にうまくあたりません。

 

透熱灸は、昔ながらのもぐさを捻って作るお灸です。

 

米粒から半米粒ぐらいの大きさにして行います。

■体の後面にできたタイプ

 

■体の側面にできタイプ

 

■透熱灸のやり方

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師