埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
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更新日)令和4年8月1日
肩こりでお悩みの方は、ツボの場所を教えなくても自然と手が行くツボがあります。
それは、「肩井(けんせい)」です。
ここを押したり・揉んだりすると気持ちの良いところです。
しかし、肩こりの酷い方では、押したり揉んだりすると、かえって痛い方もいます。
日本整形外科学会のサイトを見ると、「肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉がその中心になります」と、書かれています。
ちょうど、肩井は、その僧帽筋の上部にあたるところです。
この僧帽筋の緊張(肩こり)を緩める方法には、内ももにある「内陰」と膝の外側にある「陽陵泉」があります。
鍼灸臨床 新治療法の探求(医道の日本社)には、「内陰というのは腎経線上の平田氏反応帯で足の小腸帯に属する場所をいい、陰谷の四~五横指上に当たる。これは僧帽筋の緊張を取るのに非常に役立つので特記しておく」と、書かれています。
実際に、鍼灸院に来られた方にこのツボを使ってみると、仰向けで寝てもらい「肩井(僧帽筋)」を押して硬くなっていたところが、「ふにゃ」っと柔らかくなる事があります。
※ただし、自覚的に肩が硬くなっていると思っていても、他人が押してみると柔らかいタイプの肩こりは、効果を期待できません。
また、陽陵泉も良く効くツボです。
慢性的な肩こりの方や、首が回らなくなってしまった方にお灸を続けてもらうと、こりの不快感が和らいだり・首が回るようになる事をみます。
そもそも、陽陵泉は、足の少陽胆経と呼ばれる経絡上にあり、「肩井」につながっています。
その為、陽陵泉を使う事により気血の流れが良くなり、肩こり(僧帽筋の緊張)を緩めてくれるのです
内陰は、膝の裏側にある陰谷と呼ばれるツボの4~5横指上の腎経にあります。
この付近が、硬くなっている方は、この場所を手でマッサージをしてほぐしていきます。そうすると、肩も緩んできます。
その他、「台座灸」を行うのも良いです。
陽陵泉は、膝の外側にある腓骨頭の下にあるツボです
そこの場所を手で触ってみると、肉が薄く骨に触れるので「ゴツゴツ」しているように感じます。
そのような場所なので、マッサージをするより「お灸」がお勧めです。
この場所に、台座灸を行うと良いでしょう。