埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
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営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
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完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
更新日)令和2年 8月7日
平成30年の3月頃から、ペットボトルの蓋(フタ)を開ける事ができなくなった。
腕を上げたりすると肩に痛みが走り・立ち上がると太ももに痛みを生じるようになる。
その為、日常生活を送る事が困難になる。
病院で検査をしたところ、CRPの値(身体の中で炎症が起きている時に血液中で上昇するたんぱく質)が高い事が分かった。
ドクターからは、『リウマチ性多発筋痛症』と診断された。
その後、ステロイドを処方されて服用するようになってから、CRPの値も下がった。(※通常よりは高い)
その結果、肩や太ももの激痛が楽になったそうです。
しかし、
2年以上経過した今でも、手を握ったり・開いたりすと痛みを生じるそうです(以前よりは良い)。
まず、脈の状態を確認すると、洪脈(こうみゃく)と呼ばれる脈状が現れていました。
これは、脈が洪水のような状態になっていて、『炎症』が強い事を表します。
このような場合は、腎臓の上に乗っている『副腎』を元気にするツボに鍼治療を行います。
なぜ、副腎を元気にさせる必要があるのかというと、ステロイドホルモンを分泌する働きがあるからです。
そして、このステロイドホルモンは、『炎症』を鎮めてくれます。
だから、痛みが軽減するのです。
更に、関節リウマチによる手首の腫れで使うツボに『お灸』を11壮行いました。
手をグーパーしてもらったところ、『少し良い感じがする』と、言うので、更に10壮増やしました。
すると、『手が楽になった!』と、言っていました。
更に10壮追加すると、『最初が10だとすると3ぐらいに痛みが減った!』と、言っていました。
このように、リウマチ性多発筋痛症による『手の痛み』にも鍼治療や灸治療で痛みを軽減させる効果がありました。
※症状の持続的な改善には、『自宅でのお灸』と『定期的な鍼治療』が必要です。
約2か月ぐらい前から、膝に痛みが起きて水が溜まるようになった。
このような状態になったきっかけは、座って『草むしり』をしていた。
膝があまりにも痛いので、病院で診てもらったところ、『膝に水が溜まっている』との事でした。
すでに2度ほど水を抜いているけれど、水が溜まってきてしまうと、お聞きしました。
また、膝は、はばったい感じがして、曲げづらく、歩行もつらいそうです。
注射をしたり・湿布を貼ったり・サポータをしているけれど症状の改善がみられないので、鍼治療をやってみようと思って来られたそうです。
加齢による変形性膝関節症では、膝の炎症によって『水』が溜まってしまう事があります。
これは、水が出る事によって、炎症を鎮める作用があるからです。
整形外科の先生も、さほど溜まっていなければ水を抜かない事も多いです。
鍼灸治療では、このような時に膝の粘膜の炎症を鎮めるツボに『鍼』や『お灸』を行います。
そうする事によって、関節を包む袋(滑膜)の炎症が鎮まり、膝の水が溜まりづらくなったり・水が吸収されていくのです。
この80代女性も、鍼治療と自宅でのお灸によって、一ヵ月を過ぎた頃から水が溜まらなくなってきました。
また、膝の痛みも少しずつ鎮まっています。
このように、『鍼治療』や『灸治療』によって、このような症状にも効果を発揮します。
ただ、50代・60代の中には、『仕事の関係で膝に負担をかける事が多くなってしまう方』・『体重が重い方』・『甘い物、餅菓子等を多く取る方』の場合は、時間がかかるようです。
令和2年の3月頃より、朝起きると『両手のこわばり』・『手指のしびれ』を感じるようになった。
日中になると、多少、症状の改善がみられるそうです。
最初は、『リウマチになってしまったのではないか?』と、不安に思い病院で検査をしてもらったそうです。
その結果、特に異常は見られませんでした。
病院では、手の塗り薬を渡されて、毎日かかさず塗っていたそうです。
けれど、いつになっても「手のこわばり」は、改善しませんでした。
このまま、『手が使えなくなってしまうのでは?』と、不安が高まり、昔やった事のある鍼治療を受けてみたいと思って、鍼灸院にきたそうです。
この女性は、以前、転倒し頭をぶつけて、首を痛めてしまった事があるそうです。
その時に、鍼治療を受けた事があると、お聞きしました。
その当時、鍼治療が良く効いて、先生も『やりがいがある!』と、言っていたそうです。
しかし、私が、この話を聞いて気になった事があります。
それは、以前、首を痛めている事です。
なぜかというと、首から出る神経は、腕に向かって伸びています。その為、首からの影響で、『手がこわばる』・『動きづらい』という事があるからです。
また、高齢でもあり、首の骨も変形して神経を圧迫している事もあります。
私が出来る限りの徒手検査で調べた結果、問題がなさそうだったので、鍼治療を開始しました。
そして、この方に使ったツボは、『6つ』です。
特に、鎖骨付近にあるツボが、効果を発揮したように感じました。
このツボに鍼をして10分程経つと、この女性から『手のこわばりが楽になった!』と、お聞きしました。
『え!そんな早く効いたの?』と、こちらがびっくりしてしまいましたが、手に触れると温かくなっていました。
おそらく、血行が良くなり手の筋肉がスムーズに動くようになったのだと思います。
その女性によると、『鍼をしてもらったら、もやもやしていた頭がスーッとし、ハッキリして、いつのまにか手のこわばりも楽になった』・『こんなに早く効くものですか?』と、言っていました。
私も、『びっくり』です。と、いうような会話をした記憶があります。
その後も鍼治療を継続をして、順調です。
以前、鍼治療をした先生も、『やりがいがある!』と、言っていたのは、この事なのかと思いました。
この女性は、特に、“鍼治療の効果が出やすいタイプ”のようでした。
このように、鍼灸治療は、手のこわばりに効果を発揮する事があります。
令和2年の2月頃から、右母指の痛みの影響でビンを空ける事ができなくなった。
その他、右手をかばっていたせいか、左手の薬指も痛くなった。
整形外科では、『母指のCM関節症』と言われた。
これは、親指の付け根の関節が変形(軟骨の摩耗)をしている事を意味します。
その為、病院では、固定装具を処方されてつけていたそうです。
しかし、5か月近く経っても症状の改善がみられなく、おかだ鍼灸院へ来られました。
母指の付け根を見ると、『腫れ』と『変形』があるように見えました。また、手首の関節(遠位橈尺関節)も腫れています。
よくお話をお聞きすると、
この男性は、農家のお仕事をしていて手を良く使うそうです。
草取りをしたり・お米の袋を持ったりと、指で摘まみ上げる動作を頻繁にしていたようでした。
この影響で、母指の関節が『摩耗』と『炎症』を起こし、痛みが出ている事がわかりました。
普通は、痛い所に鍼やお灸をするものだと思っている方が多いですが、この男性に行った鍼治療は、ほとんど患部に触れていません。
なぜなら、手のような皮膚の薄い所にブスブス鍼を刺したら、痛いからです。
また、炎症がある所に鍼や灸をすると、余計に腫れてしまう事があります。
(※火に油を注ぐようなもの)
だから、患部にはほとんど触れませんでした。
しかし、
この男性の腹部に鍼をすると、『指を動かすのが楽になった!』と、言っていました。
このように、患部に鍼治療をしなくても効果が出るものです。
そして、
5回ほど鍼治療をすると、『半分くらいに痛みが減った』と、お聞きしました。
しかし、この痛みがもっと良くならないかと考えていたところ、
ふと、『リウマチで手首の痛みを訴える方に使かうツボが効くのでは?』と、考えが浮かび、膝にお灸を11壮行いました。
すると、少し良い感じがするというので、更に10壮行いました。
そうすると、指の痛みが減るというので、更に10壮行いました。
その結果、初めて来た時(治療1回目)を10とすると1ぐらいに痛みが減ったと聞きました。
このように、鍼治療やお灸によって『母指CM関節症』にも効果を発揮しています。
おそらく、時間が経つと少し戻ってしまうかも知れませんが、続けていくと症状が出にくくなっていくはずです。
また、日常生活で指に負担がかからないような工夫をすると、痛みの軽減だけでなく再発予防につながります。
■神経系疾患
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
■運動器系疾患
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折・打撲・むち打ち・捻挫)
■循環器系疾患
心臓神経症・動脈硬化・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
■呼吸器系疾患
気管支炎・喘息・風邪および予防
■消化器系疾患
胃腸炎(胃炎・消化不良・胃下垂・胃酸過多・下痢・便秘)・胆のう炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
■代謝分泌系疾患
バセドウ病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
■生殖、泌尿器疾患
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
■婦人科系疾患
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
■耳鼻科系疾患
中耳炎・耳鳴り・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽頭炎・扁桃炎
■眼科系疾患
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
■小児科疾患
小児神経症(夜泣き・かんむし・消化不良・偏食・食欲不振・不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
<まとめ>
以上が、WHO(世界保健機関)において鍼灸治療の適応とされる疾患です。
しかし、鍼灸院によって、ここに書いてある疾患に対応していない事も多々あります。
鍼灸院へ行かれる際は、『ホームページで確認する』もしくは、『あなたの疾患に対応しているかを聞く』などをし、それから伺うと良いかと思います。