埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
受付対応 | 8:00~18:00 土曜12:00迄 |
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営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
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定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
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完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
最終更新日:令和5年10月13日
あなたは、鍼灸院で施術を受けた事がありますか?
ほとんどの方は、
手軽に受けられる「整体院」なら行った事があると思いますが、痛そう・熱そうに感じる「鍼灸院」には、行った事がないと思います。
そんな世間から怖がられている「鍼灸院」ですが、大きく分けて2つのタイプがあります。
1つ目のタイプは、
東洋医学に基づいて「経絡(気血の通り道)」・「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」のアンバランスを整えて健康を回復させる鍼灸院です。
2つ目のタイプは、
西洋医学に基づいて「筋肉」にアプローチをする鍼灸院です。こちらのタイプが多いと思います。
このうち、「脈診」を行うのは、東洋医学に基づいて施術を行う鍼灸院です。
なぜ、脈診を行うのかというと、
病気や不調の原因(自然治癒力を妨げるもの)を見つける事ができるからです
例えば、
更年期に入ってから、「頭痛」が起きるようになって困るという女性がいます。
脈をみると、糸のように細い脈をしています。
これは、細脈(さいみゃく)と言って、血管の拡張性がなく血流が悪い事を表しています。
この血行不良が原因となり、首や頭の筋肉が硬くなって「頭痛」を起こしていたと考えられます。
このような場合は、
血管の拡張を促すツボに「はり」・「お灸」をする事により、頭痛の改善につながるのです。
だから、頭痛がするからといって、頭だけに「はり」・「お灸」を行う事はありません。
このように脈診(みゃくしん)は、病の「根本原因」を知る事ができます。
こちらでお伝えする脈診は、脈状診(みゃくじょうしん)と呼ばれる方法です。脈がどういう形をしているのか、どういう性質なのかをみています。
そして、この脈状を知る事により、病気や不調の解決の糸口につながります。
脈状の種類には、24種・28種とも言われていますが、実際に施術中に良くみられる脈をご紹介致します。
数脈は、一分間に80拍以上がある脈です。
初めて、鍼灸院に訪れた方の中には緊張をしている為、この脈になっている場合があります。
また、予約に遅れそうになり、焦って来られた方の場合もあります。
どちらも、病的でない場合は、安静にしているとすぐに落ちつきます。
この脈がどのような意味を持っているのかというと、
このように脈診すると、上記のような事が分かってきます。
遅脈は、一分間に60拍以下の遅い脈です。
これは、病気が慢性化している場合や、冷え性などにもみられます。
その他、甲状腺機能低下症・頭蓋内圧亢進・頸動脈洞の過敏症候群にも現れる。
ただし、頻繁にスポーツをしている方の場合は、50拍以下でも正常の場合があります。
浮脈は、名前の通りに浮いている脈です。
指で手首の撓骨動脈に軽く触れるだけで、拍動を感じます。しかし、少し指を深く沈めてしまうと拍動を感じません。
この脈が触れる時は、病が表面にある事を教えてくれます。
例えば、風邪の引き始めの時など熱がある時に触れます。
沈脈は、名前の通りに沈んだ脈をしています。
指で手首の撓骨動脈の拍動を確認しようとしても、指を深く押し込まないと拍動を触れません。
この脈を触れる時は、身体が冷えている場合・病が奥に入り込んでいる場合にみられます。
細脈は、名前の通りに細い脈をしています。
一般の方は、脈は誰も同じだろう?と、思っている方が多いと思いますが、人によって、太さが違います。
川で例えるなら、
小川のように川幅が狭く、水の流れもチョロチョロと流れいている感じです。その為、血流の悪い方や血が少ない方にみられる脈になります。
冷え性・血流が悪い・低血圧・虚血性心疾患などにみられます。また、肩こり・背中の張り・腰痛などが起こります。
洪脈は、名前の通りに洪水になったような脈をしています。
その為、脈が太く鉛筆を触っているような感じがします。
川で例えるなら、
利根川のように川幅が広く、水が土手から溢れるような感じです。まさに、洪水しそうな状態です。
一見、脈が太くて良いように感じますが、そうではありません。
リウマチ性疾患・痛風・心肥大・狭心症の進行した時に現れている事があります。