埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
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営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
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定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
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完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
私たちは、呼吸によって空気中の酸素を体内に取り入れて、不要になった二酸化炭素を排出しています。
この過程の中で、空気中のウイルス・細菌なども一緒に取り込んでしまいます。
しかし、喉には、扁桃と呼ばれるリンパ組織があるため、体内に侵入しないように体を守っています。
このような理由から、扁桃(特に口蓋扁桃)は、免疫の重要な場所と考えられています。
そして、口蓋扁桃では、常にウイルス・細菌に接しているので戦闘状態になっている『リンパ球』が存在します。
新たなウイルス・細菌が侵入してくると、直ちに炎症物質(サイトカイン:生体の炎症(異物の排除)を活性化させ免疫反応を活性化)を放出したり・抗体を産生します。
それらは、血流に乗って全身をめぐり、遠く離れた腎臓・皮膚・関節などに2次的な病気を引き起こします。
この事を『扁桃病巣感染症』といいます。
扁桃による不調は、『扁桃自体は、無症状か軽い痛みや違和感程度で引き起こされる』と言われています。
鍼灸の流派の1つである『長野式』を創始された故:長野潔先生は、『扁桃』に着目して臨床を行なっていた鍼灸師です。
長野潔先生の著書(鍼灸臨床 新治療法の探求)には、扁桃によって起こる症状・疾患に以下のようなものがあると書かれています。
これらは、
などが含まれていると思われます。
鍼灸治療では、問診・脈診・腹診・ツボの反応から扁桃(免疫)に問題が出ていないか『チェック』をします。
例えば、
などがある時は、喉に『違和感』や『痛み』がなくても扁桃に問題(炎症)がある反応です。
このような場合、根本原因である扁桃の炎症を鎮める事で『諸症状』を改善させる事ができます。
【不定愁訴の例】
などの諸症状で鍼灸院に来られた方がいます。
その方は、耳鼻科で『慢性上咽頭炎』による不調と言われ、施術を受けていたそうです。
慢性上咽頭炎も『扁桃病巣感染症』と同じく、様々な不調を起こします。
扁桃には、口蓋扁桃・耳管扁桃・咽頭扁桃・舌扁桃があり、上咽頭の場所に咽頭扁桃があります。
慢性上咽頭炎の場合も、扁桃の鍼灸治療で上咽頭の炎症を静める事ができます。
この方の場合、全ての症状が改善されるのに時間がかかりましたが、現在は、健康を取り戻しています。
【肩関節痛の例】
以前、夜間痛と少し動かしただけで痛みが『ズキッ』くる五十肩で鍼灸院に来られた方がいました。
その方は、扁桃の反応が強く出ていて、扁桃を中心に鍼灸治療を続けていたところ、夜間痛が減り・痛みが徐々に楽になっていきました。
しかし、ある時、過労がたたって風邪を引いてしまった事がありました。
その方によると、『ぶり返してしまったように痛くなった』と、お話を聞きました。
これは、扁桃の炎症が遠くの『肩関節』に影響を及ぼしたことを物語っています。
このようなトラブルがありましたが、3か月ほどで『夜間痛』と『ズキッ』とする痛みが改善されました。
以上が、扁桃による諸症状の症例でした。
このような方の中には、扁桃が原因で不調を起こしているかも知れません。
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