埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
受付対応 | 8:00~18:00 土曜12:00迄 |
---|
営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
---|
定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
---|
完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
【最終更新日】令和6年3月27日
風邪を引いてから、「咳」が出るようになり、なかなか治らなくなってしまった経験はありませんか?
先日も患者さんから、「孫の風邪をもらってしまい、病院で薬をもらったり・吸入器をしているけれど咳が続いている」と、いうお悩みをお聞きしました。
確かに、風邪を引いてから気管支炎になってしまったり・持病で喘息を持っている方だと、そのまま咳が長引いてしまう事は、よくある事です。
ここでは、気管支炎・気管支喘息・咳喘息の「咳」でお困りの方に、お勧めのツボを紹介したいと思います。
【参考】
太谿(たいけい)は、足首の近くにあるツボです。
このツボは、扁桃腺が腫れて「喉が痛い時」・「違和感のある時」に使うツボで、炎症を鎮めてくれます。
また、喉だけでなく気管支の炎症を鎮めてくれます。咳でお悩みの方には、お勧めのツボになります。
以前、おかだ鍼灸院に来られた40代女性で、咳がなかなか治らないと相談((気管支喘息)を受けた事がありましたが、このツボに2ヵ月程お灸をしてもらったところ良くなった経験があります。(※他のツボも使っています。)
気管支喘息は、気道が狭くなる病気なので、このツボは、気管支の拡張作用があると考えられます。
まず、あなたの足首を見て下さい。足首をみると、内側の骨が出っ張っていませんか?
その場所を内果(ないか)と言います。いわゆる、うちくるぶしです。
この内果の一番出っ張っている部分とアキレス腱の間の凹みが、「太谿(たいけい)」になります。
このツボに、台座灸と呼ばれるお灸を行います。台座灸は、もぐさを捻って行うお灸と違い、温かくて気持ちの良いお灸です。
一日に1~2個お灸をすると良いでしょう。
■経絡経穴概論(引用)
取穴部位
尺沢(しゃくたく)は、肘にあるツボです。
このツボは、本来、扁桃腺の炎症を取る作用があり、喉の痛み・違和感がある時に使うツボです。
そして、喉だけでなく気管支の炎症も鎮めるので、咳でお悩みの方にお勧めです。
このツボは、第一弾でお伝えした「太谿(たいけい)」と一緒に使うと更に効果を発揮します。
お灸をする時は、必ず一緒に行いましょう。
■鍼灸治療基礎学P70(引用)
まず、手の平を上に向けて肘を曲げ伸ばしをします。
そうすると、肘の所に線が出てくると思います。その線上の親指側が「尺沢(しゃくたく)」になります。
このツボに、台座灸を一日1~2個すると良いでしょう。
■経絡経穴概論(引用)
取穴部位
咳は、「痰が出る方」と「痰が出ない方」いますす。
もし、あなたがの咳が、痰の出るタイプでしたら、膝付近にある陰陵泉(いんりょうせん)を加えます。
このツボ使う理由としては、粘膜の炎症を鎮める作用が特に強いからです。
気管支の粘膜だけでなく、胃の粘膜が荒れている胃痛の人にも良いし、膝に水が溜まっている方にも使えるツボです。
ただ、痰が出ていない咳の方は、このツボを加える必要はありません。
陰陵泉(いんりょうせん)の場所
脛(すね)の骨を下からすりあげて行くとカーブをしている所があります。そのカーブしている所で指がぶつかる所が、ツボになります。
このツボに、台座灸を一日に1~2個すると良いでしょう。
■経絡経穴概論(引用)
取穴部位
■女性のお悩み
■胃腸のトラブル
■体の痛み
■喉・気管のトラブル
■その他のトラブル
■不調の原因