埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
受付対応 | 8:00~18:00 土曜12:00迄 |
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営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
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定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
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完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
おかだ鍼灸院に来院される方には、自律神経の乱れによる体調不良の方、腰痛・坐骨神経痛の方、虚弱体質の方、妊娠しやすい体づくりを目的の方などが来院されています。
その方達の中には、鍼だけでなくお灸をした方が効果があると判断した場合に施術にお灸を加えたり、自宅でもお灸をしてもらっています。
その時に良く聞かれる事が二つあります。
1つ目は、自宅でお灸をする場合に「いつ」お灸をしたら良いでしょうか?という質問です。
基本的には、いつお灸をやっても良いです。朝でも良いし・昼間でも良いし・夜でも良いです。
ただ、お風呂の前後一時間はやめた方が良いです。
理由は二つあります。
一つ目の理由は、
お風呂の前にお灸をすると湯船に入った時に、皮膚が「ピリピリ」する事があります。
二つ目の理由は、
お風呂に入った時は、体が温まっているのでお灸が熱く感じてしまいできない事があります。
その為に、お風呂の前後1時間はお灸をしない方が良いというわけです。
2つ目は、
「お灸をどのくらいの期間をやれば良いのか?」という事です。
基本的には、体が良くなるまでお灸を続けます。しかし、これでは曖昧でわからないですよね。
患者さんの中には、1~2回お灸をしたけれど症状が良くならないと訴える方がいます。
残念ながら人間の体は機械と違って、部品を取り換えれば簡単に治るというわけにはいきません。
慢性疾患で何カ月も調子が悪い方は、それだけ身体の状態が悪いので回復するのに時間がかかります。体質改善を望んでいる方も同じです。
一例をあげると、
平成30年6月26日に、左のお尻・太ももの外側・脛(すね)にしびれ・痛みの症状を持っている75歳の女性が来られました。
この女性は、9か月ぐらい前から上記の症状が現れて、整形外科で診てもらっていたそうです。
診断名は、「脊柱管狭窄症」でした。
脊柱管狭窄症というのは、中年や高齢者に多く発症します。歩いていると腰や脚に痛みや・しびれを生じます。そして、少し休むと、また歩けるといった症状を現します。
この女性も、「10分くらい歩いていると、痛みとしびれが生じるので歩けない!」と言っていました。
整形外科では、リマプロストアルファデクス錠を処方され服用していたそうです。
この薬は、血行を良くし「痛み」や「しびれ」を改善します。
しかし、症状の改善がみられずに数カ月が経ちました。この時は、寝ていても「痛み」と「しびれ」が生じるようになり・朝起きた時は、腰を伸ばせない状態になっていったそうです。
そのよう症状を持っていた方でしたが、自宅で毎日お灸を続けてもらったところ、体に変化が現れました。
それは、寝ていても痛かった左側のお尻・脚の「痛み」と「しびれ」が改善した事です。
ちょうど、3ヵ月ぐらい経った頃でした。
ただ、この時点では、歩ける歩行時間に変化が現れませんでした。
しかし、お灸を続けること6カ月目に入ると、歩ける時間も増えてきました。それは、10分だった歩行時間が1時間歩いても大丈夫になった事です。
以前は、「もう、旅行には行けない」と諦めていたそうです。けれど、歩けるようになったので、「今度、孫と旅行に行ってくる!」と言っていました。
話は、戻りますが、昔から灸100日という言葉があります。
これは、慢性疾患でも100日お灸をすれば、何とかなるという意味があるようです。
実際に人間の細胞が古いものから、新しい細胞に全身が変わるまでに3カ月ぐらいかかると言われています。そのような事を考えると、灸100日という言葉も昔から体験的にわかっていたのかなと思います。
【引用元ウィキペディア】
細胞の新陳代謝が正常であれば身体は3ヶ月で新しく生まれ変わる。
あなたが慢性疾患や体質改善を望んでいる方であれば、最低3カ月行ってみて下さい。
もし、あなたの症状が初めの頃より良くなっているのであれば、効果が出ている証拠です。
そのまま、続けて行ってみてください。
また、お灸で健康になってからも、続けていてもかまいません。続ける事で元気でいられるし、病気予防につながります。
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