顎関節症を鍼灸治療で改善させる方法

埼玉県幸手市・久喜市で『顎関節症状』でお悩みの方は、おかだ鍼灸院にお任せ下さい。

顎関節症とは、口を開ける時に痛みを生じたり・口を開ける事ができなかったり・顎で音（カクッ・パキッ・ミシ）が鳴る疾患です。

これらの症状の他に、頭痛・肩こり・めまい・目の疲れなどの症状が現れる事があります。

顎関節症が起こる原因には、

• 頬杖をつく
• 歯のかみ合わせの問題
• うつ伏せで寝る
• ガムを頻繁に噛む
• ストレスで歯ぎしり・食いしばりをする
• 上の歯と下の歯を合わせる癖がある
• 楽器演奏
• スポーツ

などが関係していると言われています。

【参考文献】家庭の医学（成美堂出版）

顎関節症のタイプには、

• Ⅰ型（咀嚼筋痛障害）顎の筋肉の使い過ぎによって起こる筋肉痛
• Ⅱ型（顎関節痛障害）関節靭帯の異常。大きく口を開けたり・歯ぎしりをしたり・硬いものを食べて
• Ⅲ型（顎関節円板障害）関節円板の位置異常。上あごの骨と下あごの骨の間に存在するクッション（関節円板）の位置異常
• Ⅳ型（変形性顎関節症）下顎骨の関節突起の変形によるもの

【参考文献】１３３６専門家による私の治療

鍼灸治療では、顎が痛いからといって顎だけに鍼灸をするわけではありません。

本来、人間は自分で治す力（自然治癒力）を備えています。

しかし、その力を阻害する原因があると、なかなか顎の痛みを改善する事ができません。

鍼灸治療では、その原因を見つける為に問診・脈診・腹診・ツボなどの反応から見つけ出します。

■回復を阻害する主な原因

• 免疫（のど）の問題
• 血流（ドロドロ血）の問題
• 自律神経の問題
• ホルモンの問題
• 腱（結合組織）の問題

などがあります。

例えば、免疫（のど）が原因のパターンを考えてみます。

私たちは、空気中の酸素を取り込み・体内の二酸化炭素を排出する為に『呼吸』をしています。

その際に、ウイルス・細菌なども一緒に吸い込んでいます。

しかし、これらが体の内部へ侵入するのを防いでくれるのが、扁桃（へんとう）です。

扁桃は、リンパ組織からできておりウイルス・細菌から身体を守る役割があります。

この扁桃に病的な炎症が起きていると、ウイルスや細菌によって刺激されたリンパ球・単球が活性化され、『炎症物質（サイトカイン）』を放出します。

炎症物質は、血流に乗り体にくすぶっていた炎症（火事）を悪化（大火事）させます。

顎関節症では、『頬杖をしたり』・『うつ伏せで寝たり』・『歯ぎしり』・『ガムを噛む』・『スポーツ』などによって、顎関節に負担をかけ関節・筋肉に炎症を起こします。

しかし、根本原因（喉の問題）があると顎の痛みを悪化させ・症状を長引かせます。

おかだ鍼灸院では、まず回復を妨げる原因に対処し、その後に顎回りの筋肉の緊張を緩める施術を行ないます。

• マウスピースをしても改善しない方
• マッサージをしても楽にならない方
• ストレッチをしても変化がない方
• 薬で痛みをごまかしている方

などは、鍼灸治療で根本から変えた方が近道かも知れません。