肋間神経痛を鍼灸治療で改善させる方法

埼玉県幸手市・久喜市で『肋間神経痛』でお悩みの方は、おかだ鍼灸院にお任せ下さい。

多くは、左側の第５～９肋間の背中から胸にかけて痛みが発症し、特に「大きく呼吸をしたり」・「体を動かした時」に痛みが起こります。

肋間神経痛には、原因が不明の「原発性肋間神経痛」と原因がはっきりしている「続発性肋間神経痛」があります。

続発性肋間神経痛には、

1. 不自然な姿勢や筋肉疲労により、神経が骨や筋肉に挟まって発症
2. 加齢によって、脊椎が変形し神経を圧迫して発症
3. 大病や疲労などにより免疫力が低下し、帯状疱疹（※１）によって発症
4. 胸膜炎、肺炎、肺癌などの内臓疾患によって発症するもの
5. ケガにより、肋骨を骨折し発症するもの

などがあります。

【参考文献】家庭の医学（成美堂出版）

鍼灸院に来られる方の多くは、原因が分からないもの・不自然な姿勢や筋肉疲労によるもの・加齢により脊椎の変形によって起こるものです。

帯状疱疹による肋間神経痛も、鍼灸適応ですが病院との併用が必要です。

鍼灸治療は、痛み止めの注射と違います。

背中・脇腹、胸が痛いからといって、そこだけに『鍼灸』をするわけではありません。

何故なら、鍼灸治療は、身体の根本から回復を促す施術だからです。

本来、人間には、自分の体を治す力（自然治癒力）が備わっています。

しかし、何らかの理由でその力が発揮できないと、肋間神経痛を改善させる事ができません。

鍼灸治療では、『問診』・『脈診』・『腹診』・『ツボの反応』から、回復を妨げる根本原因を見つけ出します。

主な原因には、

• 免疫（のど）の問題
• 血流（ドロドロ血）の問題
• 自律神経の問題
• ホルモンの問題
• 腱（結合組織）の問題

などが関係しています。

例えば、自律神経の問題があった場合を考えてみます。

肉体的ストレス・精神的ストレスは、交感神経を興奮させます。

この状態が続いていると、いつも緊張状態なので、背中の筋肉がこわばってきます。

背骨と背骨の間からは、肋間神経が出ているので神経を圧迫し肋間神経痛を引き起こします。

このような場合、根本原因である自律神経を整える鍼灸治療を行ないます。

そうする事では、背部の緊張が緩んできます。

その後、痛みに対処する為に、背中の施術を行ないます。

神経自体の痛みは、すぐにとれませんが、このような施術を続けていくと、神経の腫れが徐々に引き、肋間神経痛が改善されていきます。

• 湿布を貼っても改善がみられない方
• マッサージを受けても痛みが取れない方
• あまり薬に頼りたくない方

などは、痛いところだけに対処するのではなく、根本から変えて行った方が、近道かも知れません。