埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
受付対応 | 8:00~18:00 土曜12:00迄 |
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営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
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定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
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完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
来院日)令和5年8月16日
患 者)81歳男性
主 訴)5か月程前に、寒い場所で作業をしていたのをきっかけにし、胸や背中・脇に痛みを生じるようになった。
病院でみてもらったところ、「帯状疱疹」と言われた。
帯状疱疹の発疹は、1か月ぐらいできれいになったが、痛みが残ってしまった。
歩くだけで響くし、服が触れるだけでチクチク痛い。
あまりに痛いので、好きな散歩もしていない。
服薬とブロック注射を受けて様子をみている。
既往歴)糖尿病
施術と経過)
免疫の弱りを表すツボに反応があった。また、糖尿病(血糖値が高い)がある。
これらが、この方の回復を妨げる原因になっているので、関係のあるツボに鍼をする。
最後に、肋間神経痛が出ている経絡上の手足のツボに「鍼」と「灸」をして終える。
お灸は、帯状疱疹後の神経痛に良いので自宅でやるように勧めた。
■第二回目
「胸の痛みが少しだけ良いかな?」と、お聞きした。
■第三回目
「前回施術を受けた後に、目が冴えて眠れなかった」と、お聞きした。
■第四回目
「前回施術の後は、普通に眠れた」と、聞いた。
■第五回目
「ダンベル運動をして、少し痛みが増した」と、聞いた。
■第七回目
「良い日と悪い日がある」と、お聞きした。
■第九回目
「少しづつ良くなっている感じが分かる」と、お聞きした。
■第十三回目
「大分痛みが取れてきた」と、聞いた。
■第十四回目
「最初は、歩くだけで胸・脇・背中に響いて辛かったけれど、今は大丈夫になった」と、お聞きした。
日常生活に問題がないようなので、施術を終えた。
考 察)
高齢になると、回復力が落ちてくる。
それに加えて、「免疫力の低下(扁桃病巣感染症)」・「血糖値」が悪影響を及ぼしていたと考えられました。
免疫と血糖に着目して施術をした事が、功をそうしたと思われます。
※施術の効果には、個人差があります。
来院日)平成30年5月2日
患 者)40代女性
主 訴)
3カ月前から、朝起きた時は痛くないが、仕事で腕を使う作業が多く徐々に左の背中から左側胸部が痛くなる。整形外科で診察を受けたところ、特に異常がないと言われる。改善がみられないので、ホームページを見て来院する。
既往歴)
・3年前に喉の詰まりを発症(検査をしたが異常なし)
・1年ぐらい前から、ときどき頭痛と吐き気が起こる(検査で異常なし)
随伴症状)
手や足の冷え・目が疲れやすい・イライラ・体がだるい
施術と経過)
脈を診させてもらうと、脈が細く・やや尖っている脈状をしている。血流が悪い反応と交感神経が緊張していると考えられる。
背中は、側弯をしている。
施術は、血流を改善するツボと、交感神経緊張を緩めるツボに鍼をする。
■第二回目
背中の痛みに変化がない。仕事をしていると、左の背中から側胸部に痛みが起こる。
前回の施術に、背中の緊張を緩めるツボに鍼を追加する。
■第三回目
痛みが減ってきた。最初の痛みが10とすると、6ぐらいに減った。施術は、同じ処置をして終える。
■第四回目
2カ月ぶりに来院をする。左の背中から側胸部の痛みをお聞きすると、「前回施術を受けてから更に楽になり、気づいたら痛みが取れていた」との事。
今日は、朝起きたら頭痛がするので、来院したとおっしゃっていました。
考 察)
整形外科では、病名を告げられていないようだが、「肋間神経痛」ではないかと思われます。
仕事は、手を使う事が多く偏った使い方をしていたようです。その影響で、左の背中から腰にかけて筋肉の緊張が起こり、肋間神経を圧迫し背中から側胸部に痛みを起こしたと考えられます。
背中の緊張を緩めるツボに鍼をした事により、背部の筋肉が緩み「肋間神経」への圧迫が減り神経の炎症が徐々に改善されました。
※症状の改善には、個人差があります