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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
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このような『四十肩』・『五十肩』でお困りの方は、埼玉県幸手市のおかだ鍼灸院にお任せください。
五十肩は、明らかな原因がなくて生じる「肩の痛み」と「関節を動かせる範囲が狭くなる」疾患です。
このような症状を、通称『四十肩』・『五十肩』と呼びます。
となります。
『肩こり』と混同される事がかりますが、筋肉が凝っているだけではありません。
これは、肩関節回りの腱(上腕二頭筋長頭腱・腱板)などが加齢に伴う影響を受けて炎症を起こし、関節を包む袋(関節包)にも炎症が波及し、癒着を起こして動きが悪くなっています。
五十肩は、「肩関節周囲炎」や「癒着性関節包炎」とも呼ばれます。
【参考文献】
・標準整形外科学(医学書院)
・病気が見える 運動器・整形外科(MEDIC MEDIA)
最初は、炎症が強く痛みが激しい時期です。
この時期は、肩を動かした時に『ズキッ』と痛みを生じたり・安静にしていもうずいたり・夜、寝ていても痛い事があります。
肩関節に負担のかかる動作は、しない事が大切です。
炎症が落ち着き、痛みも楽になってきます。
しかし、今度は、関節の動きが悪くなる時期です。
人によっては、『悪化してしまったのでは?』と心配する方もいます。しかし、四十肩・五十肩ではこのような時期を経過し、回復に向かいます。
肩の関節の動きが良くなってきます。
動かしたときの痛みも、減ってくる時期です。積極的に肩を動かす運動をすると良い時期です。
【参考図書】
・病気が見える 運動器・整形外科(MEDIC MEDIA)
よくある間違えは、『急性期』に肩の体操を頑張り始める人です。
急性期では、炎症を起こしているので、肩に負担をかける事はやめましょう。
無理して使うと、炎症を助長させ痛みが増します。その結果、急性期の激しい痛みが長引く事があります。
この時期に痛みを緩和させる方法として、4つあります。
慢性期は、肩関節の炎症が鎮まり、痛みが軽減します。それと同時に、関節が固まり動きが悪くなっています。
この慢性期より、少しずつ「体操」を開始すると、だんだんと動かせる範囲が広がります。
やり方としては、「アイロン体操」と呼ばれる方法があります。
アイロンがなければ、500mlのペットボトルを痛い側の手で持ちます。
そして、体をやや前傾にしながら、痛くない方の手を椅子に置きます。
痛い方の手は、脱力して「ブラ~ン」とします。これにより、ペットボトルの重さが、固まったスジを伸ばしてくれます。
そして、あまり痛みが出ないように、前後に小さく動かします。それを、少しずつ広げていきます。
今度は、横にも動かしましょう。これも少しずつ広げます。
最後は、小さな円をかくように回します。これも、少しずつ広げていきます。
【参考図書】
・病気が見える 運動器・整形外科(MEDIC MEDIA)
鍼灸治療では、痛み止めの注射とは、異なります。
肩が痛いからといって、『肩』だけに鍼灸をするものではありません。
どのように、四十肩・五十肩を改善させるのかというと、自分の治す力(自然治癒力)がしっかり機能するように体を整えます。
この自然治癒力を阻害する原因には、
などがあります。
これらの原因を見つけるために、『脈診』・『腹診』・『ツボ』などの反応を探ります。
例えば、免疫系(のど)に問題があった場合、喉の炎症を鎮めるツボに鍼灸を行ないます。
喉にある『扁桃(へんとう)』は、リンパ組織からなりウイルス・細菌が体の中に侵入しないように防御する役割があります。
喉が弱っていると、ウイルス・細菌が扁桃を突破して血流に乗り、体に起きている炎症を助長させます。
そうすると、四十肩・五十肩では、肩に炎症が起きているので症状を悪化させてしまいます。
風邪を引いてから、『肩が痛くなり始めた方』・『肩の痛みが悪化した方』は、喉の影響を受けている可能性があります。
火元である『喉』の炎症を鎮めると、肩の炎症も弱まり楽になっていく事が多いです。
鍼灸治療では、このように『根本原因』にアプローチをして施術を行ないます。
その後、慢性期や回復期であれば、患部の施術をして肩の緊張をほぐし・血流を良くしていきます。
などは、鍼灸で根本から身体を変えて行く方が近道かも知れません。
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