埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
受付対応 | 8:00~18:00 土曜12:00迄 |
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営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
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定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
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完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
来院日)令和6年5月22日
患 者)68歳女性
主 訴)左突発性難聴(疑い)・耳閉感
2~3週間前に急に左耳が聞こえづらくなり、会話をしても声が遠くに感じて良く分からない。
また、首こり・肩こりが酷く気持ちが悪い。
放っておけば治ると思い、そのまま放置をしていたら3週間ぐらい経っても耳の聴こえが改善しなかった。
以前、おかだ鍼灸院で施術を受けた事があったので、耳の不調に対応できるのか問い合わせの電話をもらった。
話を聞いてみると、まだ耳鼻科で診察を受けていないようだった。
検査をしないと、何の病気か分からない。また、どの程度、聴こえが悪いのかも分からない。
鍼灸を受けても、どのくらい良くなったのか分からないので、必ず行くように伝えた。
施術と経過)
脈の状態をみると、腎と肝が弱いように感じる。
また、免疫と関係のある「慢性口蓋扁桃」や「慢性上咽頭炎」で反応が出るツボにコリがあった。
舌をみると、真赤になっていて熱がこもっている事が分かる。
これらを改善するツボと、首こり・肩こりを和らげるように鍼をして、1回目の施術を終える。
■第二回目
前回、施術を受けた2日後ぐらいから、首こり・肩こりが楽になり、自覚的に半分ぐらい耳の聴こえが良くなったと、聞いた。
■第三回目
自覚的に「8割ぐらい聴こえたが良くなった!」と、聞いた。
「耳鼻科でも、みてもらっているんでしょ?」と、聞くと、「実は行っていない」と聞く。
「改装工事で、やっていない日が多くて行けなかった」と、聞く。
■第四回目
「少し耳の詰まりがあるかな?」と、聞く。
■第五回目
「以前の耳の状態に戻った!」・「せっかく良くなったので、悪くならないように鍼灸をしばらく続けたい」と、聞く。
考 察)
西洋医学では、原因不明・ウイルス感染・内耳血流障害が有力な説と言われています。
この女性の場合は、東洋医学による手法で調べたところ免疫の弱り(扁桃・上咽頭)を表すツボに凝りが出てました。
これが、この女性の回復を妨げる原因と考えて、施術をおこなったところ、聴力が回復し・耳の詰まりも回復しました。
良い結果につながりましたが、病院(耳鼻科)へ行ってからお越しください。
※施術の効果には、個人差があります。
来院日)令和5年4月19日
患 者)48歳女性
主 訴)左突発性難聴
4月9日より、左耳が聞こえづらくなり・めまい・音が響く・耳鳴り・耳閉感で悩まされている。
一番聞こえずらいところ(低音)が60dbだった。
施術と経過)
脈の状態をみさせてもらうと、やや腎の弱りがある。また、お腹では、脾の弱りもある。これらを改善するツボに鍼をして、最後に耳鍼をする。
■第二回目
「前回、施術を受けてからスッキリした感じがあった。」
「ただ昨日から、めまいが強く、チューニングがおかしいような聞こえ方がする」と、お聞きする。
自宅でもお灸をするように勧めた。
■第三回目
今日は、めまいはない。胃の、むかつきも良くなる。チューニングがおかしいような聞こえ方も消失する。
諸症状の改善がみられたので、「耳が少し良くなっているかも知れません」と、伝えた。
■第四回目
耳鼻科で聴力の検査をしたところ、「左右ほほ同じになった!」と、お聞きした。
ただ、耳閉感が残る。
耳鼻科の先生からは、「良くなっても悪くなる事があるから様子をみましょう」と、言われた。
■第五回目
「日曜日から頭痛とふらつきが出てきた」そして、また「音が2重に聞こえる」と、お聞きした。
「再び突発性難聴で聞こえなくなってしまうのでは?」と、不安になっていた。
■第七回目
耳鼻科で聴力検査をしたところ、問題なかった。
時々、耳閉感が起こる程度になる。
後日、「仕事に復帰してから、耳閉感もなくなった」と、連絡をもらった。
考 察)
こちらの女性の場合は、「不安感」が強くあるように感じた。
また、脈からも腎の弱りがあり、腎は「恐れの感情」と関係が深い。
そして、東洋医学では、「腎は耳に開竅する」と、言われて耳と関係が深い。
自宅でも、腎を補うツボにお灸をしてもらった事が、功を奏したように感じた。
(注意:お灸が合う人・合わない人がいます。また、耳の疾患は、腎だけとは限りません。)
※施術の効果には、個人差があります。
来院日)令和4年10月24日
患 者)45歳女性
症 状)
2週間ぐらいから前から左耳の聞こえが悪くなり、耳鼻科でみてもらったところ、「突発性難聴」と言われた。
薬を服用しているが、症状に変化がない。
壁が一枚あるような・水が耳に入っているような感じがして聞こえが悪い。また、「キーン」とした耳鳴りもある。
施術と経過)
お腹の状態をみると、「腎」・「瘀血(おけつ)」などの反応がある。特に左下腹部に硬さを感じたので、「子宮筋腫が、ありますか?」と、聞いたところ、検診をした時に言われた事があるようだった。
また、脈は交感神経の過緊張をうかがえる。
これらを改善するツボに鍼をして、第一回目の施術を終える。
■第二回目
前回、施術を受けた後、すこし倦怠感が出た。
耳鳴り(キーン)と耳の詰まりは、「少し良いかな?」と、言っていた。
■第三回目
水が耳に入っているような感じが、取れた。耳鳴りも鳴っていない。
以前、耳鳴りがなっていたのか、疑問に思うぐらい調子が良い。
■第四回目
突発性難聴になってから、ヘッドホンをつけると左右で聞こえ方が違っていた。
しかし、今は同じように聞こえるようになった。
調子が良さそうなので、「耳鼻科で検査してみては?」と、伝えたところ、後日連絡があった。
検査の結果、「正常値に戻った」と、聞いた。
考 察)
この女性の場合は、「腎」・「瘀血(おけつ)」・「交感神経の過緊張」が回復を妨げる原因だった。
この原因に対処する事によって、内耳の循環も良くなり良い結果に導いたと思う。
このように、鍼灸で改善のみられる突発性難聴もある。
西洋医学だけでなく、東洋医学を試す価値があると思う。
※施術の効果には、個人差があります。
来院日)令和4年8月25日
患 者)36歳女性
主 訴)
左耳鳴り(ジー、キーン)・難聴・耳の詰まり
8月20日に、左耳の聴力が落ちている事に気づき耳鼻科へ行った。
医師からは、軽い「突発性難聴」と言われた。ステロイドの薬を3日間だけ飲むように言われた。
しかし、その後、耳鳴りが酷くなり大学病院へ紹介された。
大学病院でみてもらったところ、以前より聴力が落ちている事が分かった。特に高音が聞こえづらくなっていた。
西洋医学だけでなく良いと言われるものは、何でもやろうと思っているとの事で「漢方」・「整体」・「YouTubeで見た耳のマッサージ」も行っている。
施術と経過)
脈をみると、緊張のある脈(交感神経緊張)をしている。そして、糸のように細い脈をしているので、血流が悪いと思われる。
お腹の状態をみると、鳩尾(みぞおち)の硬さと不快感(心の不調)・胃内停水(胃の不調)・脾の反応(脾、膵の弱り)・瘀血(血の滞り)などの反応がある。
これらを改善するツボに鍼をして、第一回目の施術を終える。
■第二回目
耳鳴り・難聴・耳詰まりに変化なし
■第三回目
「耳鳴りが小さくなった」と、お聞きした。
■第四回目
「漢方が強いのか、胃の具合が悪い」と、お聞した。。
■第五回目
大学病院へ行ったら、医師から「ずいぶん良くなったね」と、言われた。
以前より、聴力が回復しているのが検査で分かった。
ただ、小さい「ジー」と、いう耳鳴りと耳閉感が気になる
■第七回目
「ジー」と「キーン」の耳鳴りが、少しまだある。
■第八回目
「高い音が聞こえづらいが、以前は全く聞こえなかったのでましではある」、「耳の詰まりは、完全ではないが、良い感じになっている」と、お聞きした。
考 察)
この女性の回復を妨げる原因には、脈のピンピンした硬さから「自律神経の乱れ」が一番ネックになっていたと思う。
その為、血流が悪くなり内耳の循環に悪影響を及ぼしたり、消化器系の働きも悪くなっていた。
残念ながら、100%の回復にはならなかったが、症状の改善につながった。
気になった事は、
西洋医学の治療だけでなく、①漢方②整体③YouTubeで見た耳のマッサージ④鍼灸などを行ってきた。
あまり、色々な刺激を与え過ぎると、効果を打ち消し回復を妨げる事もある。
西洋医学の治療を基本とし、他の施術をプラスしても「1つ」ぐらいに絞った方が良いと思う。
※施術の効果には、個人差があります。
来院日)令和3年6月1日
患 者)50歳女性
症 状)
左耳閉感・めまい・左頚部のリンパの腫れ・食欲がない
5月7日から、耳の具合が悪くなり様子をみていた。数日たってから病院へ行ったところ、突発性難聴と診断され1週間程入院していた。
難聴は、回復したけれど、左耳の閉塞感(耳の詰まり)とめまいが残ったままになる。また、退院後から、左頚部のリンパの痛みが気になる。(押すと痛い)
施術と経過)
脈の状態をみると、沈んで細く・遅い脈をしている。
これは、体が疲れていて(腎虚)、血流が悪い事を表している。また、免疫力の低下を表すツボに反応があった。
これらを改善するツボに鍼を施し、施術を終える。
■第二回目
「めまいは、良くなった」と、聞く。耳閉感も前回より減っているようだった。
ただ、左頚部のリンパの痛みが気になると、お聞きする。
施術は、前回と同じ。
リンパの腫れを引かせる為に、自宅でお灸をしてもらう。
■第三回目
左頚部部のリンパの痛みも減る。耳閉感は、最初を10とすると、5に減ったとお聞きする。
■第四回目
「前回施術を受けて家に帰ったら、耳閉感が無くなっていた事に気づいた」と、お聞きする。施術は、同じ。
予防の為、余っているお灸は、全て使い切るように伝えて施術を終えた。
考 察)
病院では、突発性難聴の治療にプレドニゾロン(ステロイド薬)を使いますが、副腎から、副腎皮質ホルモン(ステロイド)は分泌されています。
しかし、腎虚があると、このホルモンの分泌が悪くなります。
この腎虚を改善した事により「耳閉感」・「めまい」・「リンパの痛み」が改善されたと思われます。
※施術の効果には、個人差があります。
来院日)令和2年4月23日
患 者)29歳(男性)
主 訴)左耳難聴(低音)、耳の詰まり
朝起きると、寝耳に水という感じで音の聞こえの悪さを感じて、次の日に耳鼻科へ行く。
耳鼻科の先生からは、低音が聞こえにくくなっていると聞かされる。自覚的には、耳栓をしているように感じる。
以前、ぎっくり腰になり整骨院で3週間の施術を受けたけれど良くならず、鍼灸を受けた事がある。
その時に鍼灸が効いたので、突発性難聴の施術が出来る鍼灸院を探して来られる。
随伴症状)
手や足が冷る・汗が出やすい・立ち眩みをする・下痢になりやすい等
服 薬)
プレドニン・カリジノゲナーゼ・アデホスコーワ・メコバラミン・レバミピド
施術と経過)
脈の状態を調べると、ピンピンと尖った脈を感じる。これは、交感神経緊張を表している。
そして、お腹の状態は、消化器系の弱り・瘀血(おけつ)による血液の滞り・神経の興奮などの反応がある。
肩の緊張も強く、軽く押しても痛みを感じる。
その他、頭部に瘀血(おけつ)反応・背骨を軽く押すと痛みを感じる反応がある。
これらを改善するツボに鍼を行おうとすると、強く痛みを感じるとの事。
また、手や足からも汗が出てくるので、自律神経が過敏な体質と考えられる。痛みを一切与えない方法に切り替えて、施術を終える。
■第二回目
特に変化なし。
朝起きた時の「耳の詰まり」が辛い。
しかし、「時間が経つにつれて、その詰まりは軽減する」と、お聞きする。
また、エレベーターで気圧の変化が起きると詰まる感じが余計にする。
施術は、同じ。
■第三回目
薄い壁があるような感じがする。しかし、自覚的には、「5割ぐらい改善している気がする」と、お聞きする。
その他、「耳で、音の方角が分かるようになってきた」とも聞く。
施術は、同じ。
■第四回目
耳鼻科へ行ってきたところ、「聴力も戻り・耳の詰まりもなくなった」と、お聞きする。
薬も処方されなかった。
ただ、「良くなったけれど、不安がある」との事。
考 察)
身体に出ている反応をみると、もともと自律神経の過敏な体質に、精神的・肉体的な疲労が重なった為に耳の不調が現れたと感じる。
この男性の状態を総合的にみると
これらが、この男性の回復を妨げる根本原因だったので、これらにアプローチをする事により、突発性難聴から回復できたと考えられます。
その他、この男性は、以前ぎっくり腰の時に鍼灸で良くなった経験があり、「突発性難聴にも良いのでは?」と考えて来られました。
西洋医学と東洋医学を合わせて、早期に施術を開始できた事が良かったと考えられます。
突発性難聴でお困りの方は、2週間以内に施術を開始したいものです。
※施術の効果には、個人差があります。
来院日)令和2年2月18日
患 者)36歳(男性)
主 訴)難聴(左)、耳鳴り(強い)
12月20日に、機械で物を壊す仕事をしていた。そのあたりから、耳鳴り(プロペラが回る音)がして、難聴になる。
この時期、仕事が忙しく疲労していた。
耳鼻科では、突発性難聴と言われ、ステロイド剤(名前を憶えていない)を4錠服用していた。また、回復が悪く注射を行っていた。
しかし、かえって体調が悪い状態になっていた。
特に、耳鳴りが辛く2時間程しか、仕事に集中できない。
施術と経過)
ツボの反応から、免疫力の低下(扁桃病巣感染症)がうかがえる。また、やや脈が沈み込んでいるので、疲労を表す。
これらを改善するツボに鍼を行い第一回目の施術を終了とする。
■第二回目
難聴などに変化はないが、身体が元気になった感じがする(頭がさえた?)と、お聞きする。
■第三回目
身体の調子が良い。両耳のバランスが整ってきた感じ。結婚式でお酒を飲んだけれど、耳鳴りが酷くならなかったなどを、お聞きする。
■第四回目
今日は、調子が悪い感じがする。耳鳴りが気になる。などをお聞きする。
■第五回目
前回より良い感じがする。
・
・
・
■第十四回目
久しぶりに耳鼻科で、聴力検査を行う。
残念ながら、聴力の回復はなかった。
ただ、
今までは、仕事に集中できず現場に行く事ができなかったけれど、今は仕事に集中できるようになった。
また、
病院の待合室にいても、以前は騒音のように耳鳴りがしていたけれど、今は楽になった。
などをお聞きする。
鍼を受けると体調が良いので、施術を継続中。
考 察)
今回の症例は、突発性難聴になってから約2か月経ってからの開始になった。
経験上、病院での施術を併用し2週間以内に開始できた場合は、良い結果につながる事が多い。
もう少し、早期に施術ができていれば違う結果になっていたのでは?と、悔やまれる。
良かった点としては、
などの生活の質が向上した。
また、本人から、鍼をすると体調が良くなると聞いている。
ただ、
この男性から、突発性難聴に鍼灸が良い事を知らない方が多いので、しっかりアピールするように言われた。
そうする事で、突発性難聴で苦しんでいる方が減ると教えられた。
来院日)令和2年3月12日
患 者)49歳(男性)
主 訴)左耳の難聴(高度)・耳鳴り・耳閉感
3月2日に、キーンとした耳鳴りを感じた。しかし、その内に良くなるだろうと思って、気にしなかった。
次の日、耳の中に水が入ってしまったような音の聞こえの悪さを感じる。
会社から近くの『耳鼻科』へ行ったところ、突発性難聴と言われる。大学病院に紹介されて、一週間程入院していた。
入院した時の聴力のレベルは、75㏈だった。退院する時は、69㏈だった。
聴力の改善があまりみられないので、インターネットで『おかだ鍼灸院』を見つけ来たとお聞きする。
随伴症状)
動悸・目の疲れ
施術と経過)
お腹の反応をみると「みぞおち」に違和感を感じる。この部位に反応がある場合は、「自律神経」や「胃」に問題があると現れやすい。
また、足のツボを押すと痛みを感じるようなので、「ストレス」がかかっている事が分かる。
お腹の反応が消えるように、ツボを選び施術を行い第一回目の施術を終了とする。
■第二回目
「耳の聞こえ方が少し良いような感じがする」と、お聞きする。耳鳴りは、あまり気にならない。
■第三回目
仕事を開始したら、「毎晩、金縛りにあうようになった」と、お聞きする。そして、耳がふさがる感じが気になる。
頭痛と目の疲労も気になる。
身体の状態を詳しく調べると、頭の『てっぺん』を押すと痛む反応があった。
これは、『知的労働者(頭の使い過ぎ)』にみられる反応です。
この反応が消えるように、鍼を施して第三回目の施術を終了する。
■第四回目
病院で聴力の検査をしたところ、「正常になった」と、お聞きする。金縛りもなくなる。
しかし、耳鳴り・耳閉感が気になるとの事。
施術は、同じ。
■第五回目
耳閉感・耳鳴りもなく調子が良いという事で、施術を終了した。
考 察)
仕事を再開してから、毎日『金縛り』の症状がでたり・耳鳴り・耳閉感も強くなっていた。
この様子を考えると、突発性難聴の発症には『ストレス』が関与していたのでは?と、考えられます。
また、この男性のバランスをみても、頭部の方では『熱』を発し、足の方は『冷え』ていました。
この状態は、上実下虚(じょうじつかきょ)といって、不健康な状態です。
湯船で例えるなら、
上だけ「熱く」なっていて、下が「冷たく」なっています。
この場合、どうすれば丁度良い湯加減になるかというと、かき混ぜる事です。
熱いからといって、水を増やしすぎてしまうと、冷えてしまいます。
人間の身体の場合なら、『歩く』ことが、かき混ぜる事につながります。
仕事で、『頭』ばかり使っている方は、散歩をお勧めします。
今回の症例も、早期に施術を開始できた事が、回復につながったと考えられます。
※施術の効果には、個人差があります。
圧痛なし
来院日)平成31年3月28日
患 者)62歳女性
主 訴)左の難聴(軽度)・耳の詰まり・耳鳴り
一週間ぐらい前から、左側に耳鳴り・詰まった感じが発症する。
もともと、アレルギー性鼻炎があり、鼻をかみ過ぎた影響で起こったと考えていた。
しかし、耳鳴り・詰まった(耳に水が入っているような)感じが気になり「耳鼻科」へ行ってみた。
耳鼻科で聴力検査をしたところ、左耳の聴力が落ちていると言われる。そして、「突発性難聴」と診断された。
処方された薬は、プレドニゾロン錠・カルナクリン錠・ロフラゼブ酸エチル・ガストロンNを処方される。
しかし、耳鳴り・詰まった感じ・難聴が取れないないので、突発性難聴に鍼灸が良い事を知り来院された。
耳の症状が現れる前に、
自宅の外壁や屋根の塗装をしていたので、業者が出入りをしていた。
塗装工事は終わったが、塗装したはずの「外壁」や「屋根」を見ると、ペンキがかすれていてた。手抜き工事(塗装)だった。
その後、塗装業者とは、トラブルになり眠れない日があった。このような事で、ストレスが溜まっていたと聞く。
施術と経過)
脈の状態から、「自律神経の乱れ」・「肝臓・腎臓の弱り」がある事がわかった。
これらが、この女性の回復を阻害する原因です。
■第一回目
自律神経の乱れ・肝臓・腎臓の弱りを改善するツボに、鍼をする。
施術後、「少し耳の詰まりが良いかな?」と言い帰られる。
■第二回目
二日後に来院。「昨日までは、少し良い感じがしたけれど、耳にグワ~ンとする感じがある」と聞く。
このまま、耳の詰まり・耳鳴りが取れなかったら、どうしようと不安になっていた。
施術は、同じ処置を行う。
数日後、電話連絡をもらう
前回の施術をした次の日から、「耳の詰まり」・「耳鳴り」・「難聴(軽度)」が消失したとお聞きする。喜んでいる様子。
耳の状態は、以前と同じ状態までに、回復したとのこと。
考 察)
突発性難聴では、「蝸牛循環障害」・「ウイルス性内耳炎」が原因と考えられています。
自律神経の乱れは、血管を収縮させ内耳の循環に悪影響を及ぼします。また、肝臓の弱りも血液を分配する働きが弱るので、血液循環に悪影響を及ぼします。
また、副腎の弱りは、「ステロイドホルモン」の分泌が減り、内耳の炎症を鎮められません。
これらを改善する施術をした事が、突発性難聴の回復に良い影響を与えたと考えられます。
今回の突発性難聴の症例も前回と同じく、早期に「西洋医学」と「東洋医学」の両方で施術を行えた事が、回復につながったと考えられます。
※施術の効果には、個人差があります。
来院日)平成30年3月15日
患 者)70代女性
主 訴)難聴(軽度)・耳鳴り・めまい
2~3日前に左側の耳に違和感を感じた。様子をみていたが変化がないので3月10日に耳鼻科へ行く。
耳鼻科では、左耳の聴力が低下し難聴があると言われる。診断名は、突発性難聴。プレドニゾロン錠・メチコバール・アデホスコーワを処方される
随伴症状)
肩こり・首に熱感を感じる
治療と経過)
お腹や脈の状態を診ると、自律神経の乱れをうかがえる。そして、副腎が弱っている。副腎が弱っていると、ステロイドホルモンの分泌が悪くなるので、神経の炎症を鎮める作用が弱い。
これらが、この女性の回復を阻害するものなので、自律神経を整え・副腎が元気になるようなツボに鍼を行う。
■第二回目
朝起きた時は、眩暈(めまい)がなかった。しかし、来院の途中で、歩いていた際にめまいが起こる。
■第三回目
耳鼻科で聴力検査をしたところ、少し良いと言われる。今日は、眩暈(めまい)なし。
■第四回目
調子が良いように感じる。肩こりもない。
■第五回目
耳鼻科で聴力検査をしたところ、正常になったと言われる。やや、耳鳴りが残るが普段は気にならない。薬の服用も終了したとお聞きする。
考 察)
突発性難聴は、早期に治療を開始すると「予後が良い」とされています。
しかし、
予後不良例としては、「発症後2週間以上経過している方」・「発症時平均聴力がレベルが90㏈以上の高度難聴」・「回転性めまいを伴うもの」・「糖尿病の合併者」・「高齢者」などとされています。
この女性は、
自律神経の乱れを起こしていました。自律神経の乱れは、内耳の循環にも悪影響を及ぼします。また、副腎の弱りは、ステロイドホルモンの分泌が低下するので、内耳の炎症を鎮める事ができません。
これらを鍼灸で体調を整える事によって、突発性難聴の回復を促す手助けをする事が出来ます。
この女性が突発性難聴を克服できた理由としては、
高齢でありましたが、早期に治療を開始する事ができた事。西洋医学と東洋医学の両方からアプローチできた事が、良い結果につながったと思われます。
※施術の効果には、個人差があります。
【ご予約の手順】
<担当者>
<あなた>
をお伺いします。