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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

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埼玉県幸手市おかだ鍼灸院

動悸の鍼灸症例

【症例7】7~8年前から発症した動悸

来院日)平成31年1月22日

 

患 者)63歳女性

 

主 訴)動悸

7~8年前の更年期頃から動悸が発症するようになった。ここ1年は、慢性化しているようで安静時にでも動悸が起こる。

 

病院では、心房細動と診断された。

3年前には、心房細動の影響で一過性脳虚血発作を起こした。

薬は、高血圧・高脂血症もあるので4種類ほど服用している。

心房細動への不安と、薬が増えていく不安がある。

 

施術と経過)

脈の状態をみると、腎臓の弱りを表し、心臓の機能亢進を表す。腹診には、肝臓の弱りも表している。

 

これらを改善するツボに鍼をして、第一回目の施術を終える。

 

第二回目

おかだ鍼灸院に3日後に来られる。「昨日・今日と動悸はない」とお聞きする。前回の施術後は、体が楽だったと聞く。

 

第三回目

「今朝は、血圧が170と高かった」とお聞きする。しかし、施術前に血圧を測ると、120/71だった。動悸は、毎日あるわけではない。

 

第四回目

動悸は、一週間に半分くらいとお聞きする。腹診では、お腹の反応が大分減ってきた。

 

第五回目

「動悸は、出ていないわけではないが、時々でる」とお聞きする。

 

第六回目

血圧の薬を3種類服用していたが、2種類に減ったとお聞きする。

 

第7回目

動悸は、以前より良くなったとお聞きする。

 

第八回目

おかだ鍼灸院に20日後に来られる。

動悸は、どうなりました?と聞くと、「動悸を忘れていた」とお聞きする。

 

考 察)

心房細動がある方は、心臓への不安があるので自律神経の乱を生じ、余計に動悸を発症しやすい。

 

人間は、年をとるごとに「腎虚」になっていく。腎臓は、発育や成長・生殖と関係があるので、その能力が落ちるといいう事。この女性も、腎虚の状態を表す脈をしていた。

 

東洋医学では、腎の性質は「水」でがあり・心の性質は「火」ある。腎が弱ると、心の火が暴れる事になる。

 

その影響で、「動悸」が発症していたと考えられた。

【症例7】 4年前から続く動悸

来院日)平成30年9月20日

 

患 者)28歳女性

 

主 訴)動悸

平成30年の4月まで、大学病院の循環器で看護士として、勤務していた。

 

大学病院での仕事は、責任も重いし多忙であった。その為、肉体的・精神的に疲労していた。

 

動悸は、4年前からストレスや疲労が溜まると発症していた。

もともと、活動的だったが、いろいろな症状が出るので活動が減っている。

 

勤めていた大学病院の先生に診てもらったところ、特に心臓病・バセドウ病などの器質的疾患は、ない。デパスを処方される。

 

現在、仕事は辞めてしまった。なるべく薬に頼らずに、動悸を改善したいと来院される。

 

随伴症状)

首から背中にかけての痛み・頭痛・不眠・冷え性・胃腸の不調

 

施術と経過)

脈の状態は、とても速く・緊張している。腹診では、血液の滞り・血管の拍動が著しい・みぞおちの硬さがある。これらは、自律神経の乱れと血流の悪さを表している。

これらを改善するツボに鍼をする。

 

第二回目

今日の動悸の辛さは、10段階でいうと2~3ぐらいの状態と聞く。しかし、一昨日は、動悸で眠れない。

日によって、動悸の状態が違うようだ。

 

第三回目

動悸は、変わらず。背中が二日前に痛かった。息が吸いづらいなどの症状もある。

 

第四回目

生理前の影響なのか、調子が悪い。デパスを飲んで動悸がおさまる。

 

第五回目

前回よりは、調子が良い。しかし、台風の影響なのか頭が痛い。

 

第六回目

頭痛は、減った。

 

第七回目

前回施術後、一週間調子良かった。

しかし、2~3日前から吐き気がある。お腹が減るけれど、食べたくない。夜、眠れない。

 

第八回目

動悸は、少しだけある。夜眠れている。

 

第九回目

生理後、徐々に悪化する。食事中に動悸と背中の痛みが生じる。

 

この女性は、もともと胃腸の調子が悪いという事を思い出した。腹部を軽く叩くと「ポチャポチャ」と水の音がする。また、食事中に動悸が起こる事も考え、胃腸の調子を整える処置をする。

 

そして、家でも、胃腸の調子を整えるお灸をするように勧める。

第十回目

前回の施術後より、調子が良い。一時、体重が減っていたが、元に戻る。

 

第十一回目

ずっと調子が良かった!と聞く。

しかし、今日の朝、ご飯を食べずにあわてて車に乗ったら、動悸がした。

 

第十二回目

動悸は、気になっていない。

雨が降った時に、頭痛がする。

 

第十三回目

12月中旬(第九回目)から3月末(第十三回目)まで、調子が良い状態が続いている。また、仕事を始めようかと考えていると聞く。

施術は、継続中。

 

考 察)

最初、脈の状態から、自律神経の乱れによる「動悸」と考えていた。

しかし、自律神経を整える鍼を行っても動悸の好転がなく、一進一退がしばらく続いていた。

 

第九回目の時に、食事中に「動悸」が起こった事を聞いた。そして、問診表に記載があった胃腸の不調を思い出した。

そこで、腹部を軽く叩くと「水」が溜まっている状態「胃内停水」がある事に気づいた。

 

胃腸を整え、胃の水をさばくような鍼を始めてから、動悸が落ち着いてきた。

 

この女性の動悸は、胃腸の弱りから「水毒」が溜まり、その影響で心臓に負担がかかり「動悸」が起こっていたようだった。

 

なるべく、食生活では、食べすぎ・飲みすぎ・脂っこいもに気をつけると「動悸」を起こしにくいと考えられる。

 

また、自律神経の乱れもあるので、ストレスの溜め過ぎに注意が必要。

【症例6】目の前がボーっとする・ふらつき・動悸など

来院日)平成28年9月20日

 

患 者)30代女性

 

症 状)

目の前がボーっとする・ふらつき・動悸・肩こり

 

10カ月前に車に乗っていたら眩暈(めまい)がして、その後に動悸が起こった。病院でMRIを撮ってみたけれど、異常がない。

現在、薬を服用しているが車に乗ると動悸がするようになった。また、目の前がぼーっとするのが続いている。

夜勤をしているので、その影響で自律神経が乱れてしまったのか心配する。

 

治療の経過)

脈を診させてもらうと、自律神経の乱れを現す脈をしている。また、腹診を診ても自律神経が過敏状態になっているし、不安感を表していた。頭のツボを調べると、脳の血液循環が悪くなっていた。

 

これらを改善するツボを使って、第一回目の治療を終える。一週間後に来てもらうように伝える。

 

第二回目。

頭痛は、大丈夫になった。目の前が少しボーっとする。車に乗った時に動悸がしそう。

 

第三回目。

今日も頭痛無し。ボーっとしない。車に乗ると動悸がしそう。

 

第4回目。

調子は、まあまあ良い。以前からコンビニに行くと動悸がしそうになる。

 

第5回目。

治療を受けていると眠くなる。リラックスできるようになってきた。

 

第6回目。

車に乗っても動悸は、ない。調子は良い。

また、調子が悪くならないように健康管理のメンテナンスが大切と伝える。

 

考 察)

おかだ鍼灸院に来院されている他の方でも、夜勤の仕事をしていて体調を崩される方は多いです。身体には、ストレス(負担)がかかっていたと思われます。

 

また、この方は下腹部の手術(帝王切開)をされているので、自律神経が乱れやすくなっています。(経験論)

 

体に現れていたお腹の拍動は、「自律神経が過敏」の方に現れやすい反応です。

 

「生活習慣の影響」や「手術の影響」・「体の体質(性格)」などが複雑に絡み合って、自律神経の乱れが起き症状が現れたようです。

 

【症例5】動悸・冷え・のぼせ・不安・肩こり

来院日)平成28年1月6日

 

患 者)50代女性

 

症 状)動悸

5年前から他の鍼灸院でお世話になっていたが、その先生が治療ができなくなってしまい来院する。

愛犬が亡くなってから、身体の調子が悪くなる。特に嫌な夢をみると動悸がする。

 

【症例4】
更年期障害による動悸・不眠・食欲不振・肩こり

来院日)平成28年2月8日

 

患 者)50代(女性)

 

症 状)動悸・不眠・食欲不振・肩こり

一年以上前から動悸・不眠・身体のだるさ・胃の不調・頭がぼーっとしてフラフラするなどの症状があり仕事ができないので辞めてしまう。

特に気になるのは、動悸が起こりやすく病院で検査をしてもらったが異常がないと言われる。健康食品や漢方薬をなど飲んでいるが効果がないので来院する

治療の経過)

安静時の脈拍が90(一分間)を超えているので速めの脈をしている。また、脈も細い。ホルモンバランスの崩れによって、交感神経の興奮がうかがえる。

お腹の圧痛は、瘀血(おけつ)による循環障害と肝臓の弱りを表している。

これらを改善するツボに鍼施術を行う。治療中も軽い動悸があると言っていたけれど、おさまる。

鍼灸の効果が持続するように、シール鍼を貼って第一回目の施術を終了とする。

 

第二回目、お腹の調子は良い。しかし、病院で処方された漢方薬(当帰芍薬散)を服用した後に動悸がして辛かったので、服用するのをやめたとお聞きする。

 

第3回目、やや動悸が減る

 

第4回目、来院まえにコーヒーを飲んだら動悸してきたと聞いたので、カフェインの入っている緑茶やコーヒーを飲まないように勧める。

 

第5回目、動悸が減るが肩の張りが気になる。自宅でお灸を開始。

 

第9回目、動悸もほとんどでない。肩の凝り感もない。お腹の調子も大丈夫。お灸をすると良く眠れる。

 

 

考察)

更年期にはいると、卵巣機能の低下が起こります。このような時期は、交感神経が興奮しやすく体にさまざまな症状を表します。この症例も典型的な更年期障害の症状を表していました。

 

※同じ症状でも効果には、個人差があります。

【症例3】
更年期障害によるめまい・動悸・息苦しい・喉の違和感・肩こりの症状

来院日)平成28 6月27日

 

患 者)40代女性

 

症 状)血の気が下がる眩暈と動悸・息切れ・喉の詰まり・肩こり

 

一か月ぐらい前から急に血の気が下がるような感じの眩暈が起きる。その後、動悸がするので心配になり、またなってしまったらどうしようと不安になる。

 

経 過)

年齢から考えると更年期障害が現れやすい時期になります。

身体の状態を確認すると、免疫力の低下・肝臓の弱り・骨盤内の血流が悪い・ストレスによる自律神経の乱れがあるようでした。

骨盤内の血液循環が悪いと、眩暈をひきおこしやすい状態になります。

第一回目は、これらを改善する施術をしました。

 

第二回目は、少し調子が良かったけれど夕方に動悸があったそうです。

 

第3回目は、身体の調子は半分ぐらい良くなったそうです。しかし、頭痛がするのが気になる。骨盤内の血流が良くなったようでが、少し流れる血液が少ないようなので、増やすような施術を行う。

 

第4回目は、8割調子がよいそう。頭痛もなくなっていました。

 

※同じ症状でも効果には、個人差があります。

【症例2】期外収縮による動悸

来院日)平成28年9月16日

 

患 者)40代女性

 

症 状)動悸(期外収縮)

26歳から動悸が起こるようになり、病院では「期外収縮」と言われている。病院では、安定剤を処方され服用している。

しかし、1日に約20回の動悸が起こるので心配をして来院する。

 

治療経過)

お腹の状態をみると精神的な不安感が強いようだった。

この方は、自律神経の調整が必要だと感じたので、自律神経を整えるように施術をおこない、第一回目の治療を終える。

 

第二回目。動悸の数が減り一日に5回ぐらいになったとお聞きする

 

第三回目。動悸がおさまる。

 

第5回目。生理前になりホルモンバランスが崩れたせいか、1~2分間動悸があった。

 

第7回目。最近は、たまに出るくらいで大丈夫。

 

考 察)

期外収縮による動悸は、あまり心配のない動悸です。しかし、この方は心配になりやすい性格もあるようなので、自律神経の乱れをおこし頻繁に動悸が起こってしまったと考えられます。

 

体が疲れてしまうと、動悸が起こりやすいと思われるので「体のメンテナンス」を一か月に一度行っていくと身体も元気でいられると思います。

 

【症例1】
子宮筋腫・卵巣摘手術後に起こった❝更年期様の症状❞・頭痛・肩こり・顔のつっばり・手足のこわばり・動悸 

来院日)平成27年7月8日

 

患 者)40代女性

 

症 状)頭痛・肩こり・顔のツッパリ・手足のこわばり・動悸

子宮筋腫・卵巣摘出の手術後から上記の症状が現れる。病院ではホルモン補充療法を行っている。体調が悪いので仕事を休んでいる。

治療と経過)

子宮筋腫と卵巣の摘出手術により、かなり下腹部の血流が悪くなっているようだった。そして、卵巣を摘出した影響で脈も細く全身の血流が悪い。また、自律神経の乱れもある。

第一回目の施術は、お腹の滞っている血液が流れるようにするツボに鍼をし、自律神経とホルモンバランスを整える鍼も行う。

 

第二回目は、少し頭痛が良い感じがするが、まだまだ痛い。瘀血(おけつ)の反応が強いので、腹部の血液の流れが良くなるように集中して行う。

 

第三回目。電車に乗っても動悸が起きないと聞く。

 

第4回目。身体が一番辛い時を10だとすると、7ぐらいになってきたと聞く。

 

第5回目。身体の辛さは、5ぐらいになる。

 

第6回目。身体の辛さは、3ぐらいになる。しかし、手のしびれが気になる。

 

第7回目。手の痺れは、気にならない。自律神経の乱れも落ち着く。なんとか仕事に行けそうとお聞きする。

 

その後も施術を継続し、少し症状は残るが仕事ができるようになる。

 

考 察)

子宮や卵巣などの手術で下腹部を切ると、血液の流れが滞り瘀血(おけつ)ができやすくなる。そして、卵巣を摘出する事によって、ホルモンバランスが崩れると同時に自律神経の乱れも起きるようになる。

そうすると、さばざまな症状が出現する急激な変化に、自分に何が起こっているのかわからず不安になってしまう方が多いようです。

しかし、このような状態の時は、東洋医学の得意分野で身体の反応に合わせて施術を行う事によって、体が快方に向かいます。

 

※同じ症状でも効果に個人差があります。

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師

所在地

おかだ鍼灸院
住所
埼玉県幸手市中4−18−16
 
駐車場有り
①・②に2台駐車できます