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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

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鍼灸一筋のひとり言

鍼灸師が教える「口内炎」に効くツボ!

【筆者】岡田 匡史(鍼灸師)

口内炎とツボのお話し

口内炎

口内炎には、口腔粘膜の炎症を鎮める「二間(じかん)」と「内庭(ないてい)」のツボがお勧めです。

また、免疫力の低下が著しい方は、照海(しょうかい)・曲池(きょくち)・大椎(だいつい)が必要の場合があります。

更新日)令和4年5月18日

 

鍼灸院には、色々な不調で来られる方がいますが、時々、口内炎が出来て「飲んだり・食べたりすると痛いんです!」と、お聞きする事があります。

 

この口内炎の原因には、免疫力の低下・虫歯、入歯の不具合・ビタミンB2不足・やけど・喫煙・薬の影響など様々あります。

鍼灸院で来られた方の多くは、疲労・精神的なストレスの影響で免疫力が落ちて発症したタイプです。

 

このような時、鍼灸ではどのように施術をするのかというと、「喉」にアプローチをします。

 

なぜ、喉にアプローチをするのかというと、喉には外から入ってくる細菌・ウイルスから守ってくれる扁桃(へんとう)があります。(風邪を引いた時に腫れる所)

 

ここでは、抗体を産生する場になっていて、免疫と深く関係があるからです。

■抗体とは?

自分と違った異物(抗原=ウイルスや細菌など)が体内に入り込んだ時、そのたんぱく質に反応し体から追い出すためにできる対抗物質。(参考:コトバンクより

そして、喉の具合を良くすると、「免疫力の低下」を予防できます。

 

その結果、口腔内のウイルス・細菌に負けないようになるのです。

 

そこで、口内炎にどのようなツボを使えば良いのかというと、足にある照海(しょうかい)・腕にある曲池(きょくち)・首にある大椎(だいつい)です。

 

これらのツボを使うと、喉の状態(扁桃)が良くなりウイルス・細菌に負けないようになり口内炎の改善につながります。

 

また、口腔粘膜の炎症を鎮める、手にある二間(じかん)・足にある内庭(ないてい)のツボを使います。

 

■参考

<アレルギー性口内炎>「二間」・「内庭」に施灸(小灸7壮)。頑固なものには、「商陽」・「厲兌」を加える。引用:鍼灸臨床わが三十年の軌跡(医道の日本社)

口内炎に効くツボ

<免疫力を高めて口内炎を改善

  • 照海は、足の内くるぶしの下1寸に取ります。
  • 曲池は、腕を曲げた時に出来る横紋の端に取ります。
  • 大椎は、首を曲げた時に出来る大きな骨(第七頚椎)の下にとります

■口腔内の粘膜の炎症を直接鎮める

  • 二間は、人差し指を曲げて出来た第二関節のシワの端に取ります。
  • 内庭は、足の第2指の付け根(小指側)に取ります。
口内炎に二間
口内炎に内庭

これらのツボに、お灸を行います。

初めての方は、「台座灸」がお勧めです。このタイプは、台座の裏側に粘着テープが貼ってあります。粘着テープのシールを剥がせば、皮膚にくっつきます。

後は、ライターで火をつければお灸ができます。

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師