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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
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【最終更新日】令和6年3月27日
日本人の閉経は、平均50.5歳と言われています。そして、その前後5年間が更年期にあたります。
この時期は、卵巣機能が衰えて「女性ホルモン」の分泌が減っていきます。
そうすると、「生活環境」や「性格」なども絡み合い、自律神経失調症を起こし、めまい・頭痛・動悸・肩こり・ほてり・食欲不振・イライラ・精神不安などさまざま不調によって、寝込んでしまう方もいます。(更年期障害)
しかし、一方では、あまり症状が現れず元気に過ごしていらしゃる方もいます。
この違いは、何でしょうか?
その1つに、副腎が「元気な人」と「疲労している人」との差とも言われています。
【参考】
副腎は、腎臓の上に乗っている小さな内分泌器官です。
あらゆる「ストレス」に対処します。
もともと、副腎には、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)を分泌する働きがあるので、卵巣からの分泌が減っても対応してくれます。
その為、副腎が元気な人であれば、強い症状が現れずに更年期を乗り越えられるのです。
【参考】
副腎が強い人であれば、ガクンと女性ホルモンの分泌が減ったことを察知すると、すぐに副腎が卵巣の代わりにエストロゲンとプロゲステロンを分泌します。<引用:「うつ?」と思ったら副腎疲労を疑いなさい(SB新書)>
しかし、
副腎が疲労している人では、卵巣からの女性ホルモンを代替する事ができません。その結果、更年期障害が現れやすいのです。
これらの理由から、副腎を元気にする事が「更年期障害」を改善するポイントになります。
ツボは、「腎兪(じんゆ)」と「照海(しょうかい)」がお勧めです。
このツボに鍼(はり)や灸(きゅう)をする事により、副腎が元気になり「女性ホルモン」の分泌を手助けしてくれます。
腎兪は、腰にあるツボです。
もともと腎は、東洋医学的に考えると「元気(生命を支える気)」を生成する源です。
疲労や加齢で生命力の減退が起きてくると、腎兪の辺りがゴリゴリと硬くなったり、重だるく感じます。
この腎兪は、第2腰椎と第3腰椎棘突起の間から、1寸5分外側に離れた場所にあります。
丁度、ウエストラインよりも少し上になります。(上の図参照)
1寸の長さ
1寸は、親指の幅なので、1寸5分になると【親指の1本の幅】+【親指半分の幅】を足した長さになります。
このツボにお灸(台座灸または透熱灸)を行って「腎」を補います。
照海(しょうかい)は、足首にあるツボです。
足の少陰腎経(しょういんじんけい)と呼ばれる経絡上にあり、「腎」とつながっています。
このツボの見つけ方は、内くるぶしの一番高い所を見つけ、親指の端を当てます。
そして、反対側の端(1寸下)に、照海があります。
このツボにお灸(台座灸または透熱灸)を行って「腎」を補います。
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