埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
受付対応 | 8:00~18:00 土曜12:00迄 |
---|
営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
---|
定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
---|
完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
更年期の不正出血
更新日)平成30年12月15日
あなたは、「不正出血」で悩んだ事はありますか?
「いつまでも出血が止まらない」「いつもと月経の時期が違う」などで不安になってしまう事があると思います。
女性の45歳~55歳は、更年期にあたり卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌が悪くなります。
そうすると、
肩こり・腰痛が以前よりひどくなったり、めまい、動悸、頭痛、食欲不振、のぼせ、不眠などの不定愁訴が現れてきます。
このような不定愁訴が現れる更年期には、「不正出血」を起こす事があります。
理由は、女性ホルモンが不正出血と関係あがあるからです。
女性ホルモンには、「エストロゲン」と「プロゲステロン」と呼ばれるホルモンがあります。この二つのホルモンのアンバランスによって、不正出血が引き起こされます。
通常、
子宮内膜は、エストロゲンの作用によって増殖期となり、子宮内膜が厚くなります。そして、プロゲステロンの作用によって分泌期に移行し、子宮内膜が着床に適した状態になるのです。
その後、エストロゲンとプロゲステロンの減少によって、子宮内膜が剥がれ排出されます(月経)。
しかし、
更年期の方の中には、ダラダラと不正出血が続く事があります。
これは、「エストロゲン」の分泌だけが持続し、「プロゲステロン」が分泌されないからです。
プロゲステロンの作用がないので、子宮内膜は増殖期のままです。増殖した子宮内膜が維持できなくなり、不規則に剥奪する為にダラダラと不正出血が続くのです。
これが更年期の不正出血の原因です。
東洋医学で、どのように不正出血に対処するのかというと、「脾臓」の働きを整えます。
なぜ、脾臓の働きを整える事が大事なのかというと、
脾臓の弱りは、「出血」と関係が深いからです。「脾」の働きには、血液が血管から漏れ出ないようにする働きがあり、その作用が弱くなると、血液が血管から漏れ出るという考えがあります。
これを応用する事により、更年期の不正出血が徐々に改善してくるのです。なるべく、薬(ホルモン療法)に頼らずに自然に回復を望んでいる方に鍼灸が向いてます。
ただし、あなたに知って頂きたい事があります。
不正出血には、子宮筋腫・子宮頸がん・子宮体癌などによっても発症します。まずは、長引く不正出血は、婦人科で検査をしてもらいましょう。
そして、異常のない機能性の不正出血であれば、鍼灸で改善のみられる不正出血です。
【記事を書いた人】
■おかだ鍼灸院
自律神経失調症専門(めまい・頭痛・動悸・食欲不振)
■院長
岡田 匡史
■取得国家資格
①はり師 ②灸師 ③あん摩マッサージ指圧師 ④柔道整復師