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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

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鍼灸一筋のひとり言

必見!自律神経を整える方法

以前のあなたに戻る方法が
“ここ”にある!

【筆者】岡田 匡史(鍼灸師)

自律神経を整える方法1:白隠禅師の軟蘇(なんそ)の法

軟蘇(なんそ)の法とは?

更新日:令和2年2月12日

 

白隠禅師とは、江戸時代の高層です。軟蘇の法というのは、白隠禅師が禅病(修行のしすぎて心身が壊れること)になったとき、山奥で暮らす白幽仙人に教わった方法です。自身の病気を治した経験をもとにしています。

 

 

ちなみに、白隠禅師に起きた症状は、頭痛・胸痛がはなはだしく、肺と心臓が、焼け焦げるようで、両手両脚は氷雪のように凍え、耳はガンガン鳴り続け、なに事に対しても臆病になり、神経過敏に、かつ恐怖に駆られ、心身困憊し、夜は眠ることもできず、夢と現(うつつ)の境をゆき交い、両脇は、常に汗ばみ、両目は涙が流れつづけるようになってしまったそうです。

 

現代でいう自律神経失調症のような症状が現れていたと考えられます。

 

軟蘇(なんそ)の法のやり方
自律神経を整える方法1
(軟蘇の法)
  1. まず、座って身体の力を抜き、目を閉じて呼吸を整えます。
  2. 夏みかん位の丸薬(軟蘇)が頭の上にのっていると想像します。
  3. 太陽の光で、丸薬が段々と溶けていきます。
  4. 頭から脳の中、目、鼻、耳、口、首、肩、腕、胸、腹、背中、下肢と悪い所を流れて清めていく
  5. 最後に、溶けた丸薬(軟蘇)が、足元のツボの中に納まるイメージを行います。

【参考図書】

  • 白隠禅師 健康法と逸話(日本教文社)

自律神経を整える方法2:入浴の温度で調節

自律神経を整える方法2
(入浴温度で調節)
熱い湯は、交感神経を高める!

更新日)令和2年2月15日

 

ここでお伝えしている「熱い湯」とは、41℃以上の温度を言っています。

 

自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、熱い湯は「交感神経」を活発に働かせます。

 

交感神経が活発になると、「血圧を上げたり」・「心臓が活発に働いたり」・「胃腸の働きが低下」します。

 

熱いお湯には、このような体への作用があるので、逆に言えば「寝起きの悪い人の朝風呂」や「食欲を減らしたい人」には、向いています。 

 

入浴時間は、41℃以上10分以内です。

 

ぬるい湯は、副交感神経を高める!

ここでお伝えしている「ぬるい湯」というのは、38℃から40℃以内の温度を言っています。

 

熱い湯は、交感神経を活発にすると書きましたが、逆にぬるい湯は、副交感神経が活発に働きます。

 

副交感神経が活発になると、血圧はゆっくり低下し心臓の拍動もゆっくりになります。また、気持ちも「リラックス」できます。胃腸の働きは活発になり胃液の分泌も増えます。

このような体への作用があるので、不眠症の方・イライラしている方・食欲不振の方などに向いています。

 

ぬるい湯の場合、入浴時間は20分くらいです。

 

今日から、入浴の温度を調節して「自律神経」を整えてみては、どうでしょうか?

 

 

【参考図書】

  • 安保徹のやさしい解体新書(実業之日本社)

自律神経を整える方法3:甘い物を控えて調節

自律神経を整える方法3
(甘い物を控え調節)
甘い物(砂糖)がイライラの原因だった!

更新日)令和2年2月21日

 

疲れている時・ストレスが溜まっている時に無性に甘い物が食べたくなる事ってありませんか?

 

私もついつい休憩中に「チョコレート」や「クッキー」などをつまでんしまいます。

 

しかし、この甘い物(砂糖)が、イライラしやすい(自律神経を乱しやすい)原因を作っていました。

 

食べている時は、何とも言えない「幸福感」や「心の落ち着き」を感じます。これは、身体の中かで「副交感神経」が活発に働く事と脳内で「エンドロフィン」と呼ばれる快楽物質が出ているからです。

 

しかし、なぜ、イライラしやすい原因になるのでしょうか?

1つ目の理由は、カルシウム不足

甘い物(砂糖)は、カルシウムを奪うので、イライラしやすくなります。

 

昔から、イライラしていると「カルシウムが足りないんじゃないの?」と、言われますが、あながち嘘ではないのです。

 

 

砂糖は、もともと酸性食品なのでカルシウムを使って中和します。その為、「骨泥棒」と言われているのです。

人間の体は、血液中のカルシウム濃度が低くなると、筋肉が痙攣しやすくなるという特徴があります。これは、筋肉を動かす「運動神経」が興奮しやすい状態になっているからです。

 

頻繁に、足がつってしまう(こむら返り)方の中にも「甘い物(砂糖)」の取りすぎでなっている方もいらっしゃいます。

 

この神経の興奮性は、「自律神経」にも起きています。イライラしたりするのは、その影響です。

 

「最近の子供は、きれやすくなった」と言われていますが、食生活の乱れが影響をしています。

 

もし、あなたのお子さんが、きれやすいのであれば、チョコレート・クッキー・まんじゅう・ケーキなどの甘いお菓子や、ジュースなど与え過ぎないように注意が必要です。

2つ目の理由は、血糖値の乱高下
血糖値の乱高下が自律神経を乱す

人間の体は、甘い物を食べると、急激に血糖値が上がり「副交感神経」を興奮させます。この副交感神経は、すい臓に影響を及ばし、血糖値を下げる「インスリン」と呼ばれるホルモンを分泌します。

 

このインスリンの影響で、肝臓にブドウ糖を変換して貯えたり・脂肪に変えたり・細胞の中に糖が入り込みます。

 

そうする事によって、血糖値を調節する働きがあるのです。

しかし、急激に血糖値が上がった場合は、1時間半から2時間で低血糖に逆戻りします。

 

そうなると、今度は、「交感神経」が興奮するので、イライラ・不安感・怒り・脱力感などが現れてきます。

 

このような事を考えると、甘い物の取りすぎに注意が必要です。

 

どうしても、甘い物を食べたい方は、「バナナ」がお勧めです。バナナは、食物繊維が豊富の為、急激な血糖値の上昇をおさえてくれます。

 

 

 

【参考図書】

  • 病気が見える3・糖尿病・代謝・内分泌(MEDIC MEDIA)
  • 安保徹のやさしい解体新書(事業之日本社)
  • 断糖のすすめ(ワニブックス)
  • 自然療法が体を変える(三笠書房)
  • 新治療法の探求(医道の日本社)

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師