埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
受付対応 | 8:00~18:00 土曜12:00迄 |
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営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
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定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
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完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
来院日)平成29年12月2日
主 訴)
夏前から肩に痛みが起こり、左肩関節から上腕にかけて放散痛がある。
服を脱いだり着たりする時に、「ズキっ」と痛みが発症する。また、寝がえりした時も肩が痛む。
整形外科では、五十肩(肩関節周囲炎)と診断され、関節の拘縮を改善する為に、肩の体操をすすめられる。
しかし、肩の運動をすると、かえって痛みが増してしまい、夜中も痛くて眠れない。
以前、奥さんが、おかだ鍼灸院に来院されていた事があり、勧められて来院する。
治療と経過)
肩関節がどのくらい動くのかチェックすると、前方に腕を上げる動作が100°・横に上げる動作が90°であった。
脈の状態は、「疲労」を現す脈が出ている。
ツボの反応を診ると、免疫の弱り(扁桃腺の弱体化)を伺える反応があり、アドレナリンの分泌が亢進している。
また、お酒を毎日飲まれるようで、肝臓の弱りの反応も出ている。
それらを改善するツボに鍼をする。
■第二回目
最近、仕事が忙しく、いつも変える時間が遅かった。その影響もあり、風邪を引いてしまった。その影響なのか、左肩関節から腕の放散痛が先週より辛い。
施術は、徹底的に免疫を強化する施術を行う。自宅でもお灸をしてもらう。
■第三回目
一週間後に来院する。風邪は、少し良くなったが仕事が忙しいので、疲れている。
腕への放散痛も、少し良くなった。しかし、肩全体が痛い。
■第四回目
風邪は、良くなった。しかし、左肩関節の痛みが強い。
施術前に仰向けで腕を上げてもらうと痛みが起こるが、施術後に腕を上げると痛みが軽減している事に本人が気づく。
■第五回目
左肩関節の痛みは、強いようだが、第一回目の施術の時は、仰向けて寝ているだけで肩が痛くなったが、腕を伸ばして寝ていても今日は大丈夫になっている。
少しづつだが、良い方向に変化している。
■第7回目
腕への放散痛が少し良いと思っていたところ、雪かきをして肩に負担がかかった影響か痛みがぶり返す。
■第8回目
放散痛が軽減する。
■第10回目
肩を動かした時の「ズキっ」とした痛みがなくなる。良い状態になってきた。肩関節の拘縮は、ある。
■第11回目
約一か月後に来院する。今まで、肩関節の拘縮が強かったが、急激に改善する。
■第12回目
約一か月後に来院する。ほぼ、肩の痛み消失。治療を終了する
考 察)
この方の体の状態は、夜遅くまでの仕事の疲労で免疫の弱り(扁桃腺の弱体化)が強く出ていました。
また、毎日、お酒を飲むという事で、肝臓の弱りを現す反応もありました。
これらが、この方の五十肩の回復を阻害する原因です
扁桃腺が弱っていると、その人が弱っている結合組織で炎症を起こすと言われています(扁桃病巣感染症)
実際に、夜遅くまでの仕事が続き、風邪を引いた事がありました。風邪を引くと、今まで痛かった五十肩が、余計に痛くなった事がありました。
また、肝臓の弱りは、必要なところに血液を分配する作用が働かなくなるので、肩回りの筋肉にも悪影響を及ぼしていました。(血行不良)
しかし、
この男性の場合は、毎日、免疫力を高めるツボにお灸をしていた事と、休肝日を作るなど生活習慣を見直し、徐々に五十肩も改善されました。
腕を動かした時の「ズキっ」とする激しい痛みや、夜間の痛みは、約3カ月で改善。そして、二カ月後には、拘縮も回復して日常生活に不便がなくなり施術を終了する。
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