埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
受付対応 | 8:00~18:00 土曜12:00迄 |
---|
営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
---|
定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
---|
完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
【記事投稿日】令和7年1月20日
まず、西洋医学の『腎臓』と東洋医学で考える『腎』は、似ているところがありますが、同じではありません。
東洋医学の腎の働きには、
過労・加齢・ストレス・不摂生・久病・房事過度により、腎の働きが弱ると、さまざまな不調が現れます。
腰は、【腎の府】と言われ、腎虚になると腰や下肢の不調が現れます。
最近、『足腰が弱ってきたな~』と思う方、骨がスカスカになる『骨粗しょう症』と診断された方は、腎虚の影響かもしれません。
腎は、『耳に開竅する』と言われ、腎の不調は耳に現れます。
加齢に伴って、耳が遠くなったり・耳鳴りがするのは、腎が関わっていると考えられます。
また、メニエール病・突発性難聴などの疾患も関係している場合があります。
腎が弱くなると、若くても白髪が増えたり、髪の毛の艶がなくなったり、細くなります。
これは、腎の中にしまわれている『精』の不足が原因です。
東洋医学では、『髪は血の余り』、精は血に変化すると考えられているからです。
脳は、髄海といって髄がたくさん集まっている所です。この髄は、腎の中にしまわれている『精』が集まってできたものと考えられています。
その為、『精』が不足すると、記憶力の低下・物忘れなどがおきます。
腎の働きには、全身の水分代謝を調節しています。
腎が弱ると、頻尿になったり・むくみが出る事があります。
東洋医学では、五臓(肝・心・脾・肺・腎)の働きの中に『精神作用』があると考えられています。
腎は、『恐れ』の感情と関係が深いので、腎虚になると不安などの感情が強くなる事があります。
不妊症・流産・早産・発育障害・元気がでない・集中力がなくなる・めまい・尿漏れ・下痢・唾が出にくくなる・骨折しやすい・深い呼吸がしにくい・細かい動きがやにくい等の症状も『腎』に関わる症状です。
照海は、足の少陰腎経にあるツボです。名前の通りに、『腎』につながっています。
内くるぶしの頂点から、親指の幅1本下(1寸)にあります。
関元は、任脈上にあるツボです。
お臍から、指4本分(3寸)下にあります。
腎虚の方は、ここが凹んでいたり・軟弱になっている事が多いです。
復溜は、足の少陰腎経にあるツボです。
内くるぶしの頂点から、アキレス腱に向かった凹みの太谿(たいけい)から、上に向かって指3本上(2寸)にあります。
脇腹を触ると、第十二浮肋骨に触れます。
左右の肋骨を線で結ぶと、第2・第3腰椎棘突起の間を通過します。ここから、親指1本と半分の距離(1寸5分)に腎兪があります。
【参考】
これらのツボの使い方は、
1分間に80拍以上の速い脈の方は、『照海』と『関元』を使用します。
その他の方は、『復溜』と『腎兪』を使用します。
これらのツボに『台座灸』や『透熱灸』を行なうと良いでしょう。
1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。
・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師