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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
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更新日)平成29年7月24日
ここに書いてある「腎臓」の弱りとは、東洋医学で考える「腎」の働きの事を言っています。
あなたは、自分の腎臓がどのような働きをしているのか知っていますか?
西洋医学で考えると、
「体の中の水分量を調節する」・「血液から必要な物と不要な物を分けて尿を作る」・「血圧を調節する」・「エリスロポイエチンというホルモンを分泌して、赤血球を増やす」などの働きがあります。
これらの作用があなたの知っている「腎臓」の働きだと思います。
東洋医学で考える「腎」の働きは、
1)腎は精を蔵す
2)腎は水を主る
3)腎は納気を主る
4)腎は志に在っては恐なり
5)腎は体に在っては骨なり
6)其の華は髪に在り
7)腎は耳に開竅する
8)腎は二陰に開竅する
などの、働きがあります。
ちょっと何を言っているのかさっぱりわからないと思いますので説明しますと、
不妊と関係があるのは、「1)腎は精を蔵す」と「3)腎は納気を主る」です。
「腎は精を蔵す」と書いてある「腎精」とは、「新しい生命を誕生させる元となるもの」・「生殖能力の発達を支え、さらに生殖能力の旺盛さを決定する要素」が腎の中に納まっていますよ!という事です。
それ以外にも、「体の発育や知能の発達などにも影響を及ぼす作用」・「腎精から髄を生み・髄が骨を養う作用」、「腎精から血になる」とも考えられています。
この「腎」が弱るという事は、上記の作用に影響を及ぼすという事になります。
腎の生殖機能に対する影響だけを考えると
女性で「腎」が弱ると、月経の異常・おりものの異常・不妊症や不感症・妊娠や出産にまつわるさまざまな異常の原因となると考えられています。(すべての婦人科疾患が腎の弱りでは、ありません)
男性では、インポテンツ・早漏・遺精・男子不妊などの原因となると考えられています。
病院で検査をしたけれど異常がなく不妊で悩んでいる場合は、あなたの「腎」が弱っているのかも知れません。
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