埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
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【最終更新日】令和6年5月20日
仕事で一日中パソコンをお使いの方は、目の疲れで大変かと思います。
また、私用でもスマートフォン・タブレットを頻回に使うようになった現代では、「目がしょぼしょぼしたり」・「首こり」・「肩こり」でお悩みの方も多いでしょう。
先日、おかだ鍼灸院に来られた方の中にも『ゲームのし過ぎ?』で、「眼精疲労」と「肩こり」を訴えていた方もいらっしゃいました。
このような目の疲れでお悩みの方に、お勧めのツボをご紹介します。
風池(ふうち)は、頭と首のつながる所にあるツボです。
丁度、盆の窪(ぼんのくぼ)から、外側に向かって凹んだ所にあります。
このツボを『マッサージ』すると、頭へ向かう血行を良くしてくれます。
パソコンを使ってお仕事をされている方や、受験勉強で大変な学生さん達の中には、首こりになっている方が多いです。
ここを四指で優しくマッサージをすると、筋肉がほぐれ血行が良くなります。
そうすると、頭へ向かう動脈は目の方にも行くので、目の血行が良くなり『眼精疲労』を回復させてくれます。
合谷(ごうこく)は、親指と人差し指の間にあるツボです。
このツボは、東洋医学で四総穴と呼ばれる一つです。「面目は合谷に収む」と言われています。
簡単にお伝えすると、「顔や目の病気には、このツボが良いですよ!」と、言っています。
この『合谷』を反対側の親指と人差し指で挟むと、痛気持ち良い感覚があると思います。
ここを目をつぶりながら、優しく10秒程マッサージすると目の疲れを癒してくれます。
その他、お灸(台座灸)をしても楽になります。
<このツボとの思い出>
私が小学生だった時に、このツボを知らずにマッサージしていた事があります。
それは、学校で行われる『視力検査前』でした。
なぜ、このツボをマッサージをしていたかというと「目が明るく見えたから」でした。
もともと、目の弱かった私は、その時だけ視力検査の結果が良かった記憶があります。
それだけ、この合谷は、目に影響を与えるツボという事です。そのぐらいのツボですから『眼精疲労』にも効果を発揮します。
攅竹(さんちく)は、眉毛の内側にあるツボです。
このツボを知らなくても、自然と目が疲れている時にマッサージをしていた方も、多いと思います。
攅竹は、『眼精疲労』・『視力減退』・『首こり』にもお勧めのツボです。
指腹で優しく『指圧』をしたり・小さな円を描くように『マッサージ』をすると良いでしょう。
間違って、眼球を押さないようにご注意ください。
魚腰(ぎょよう)は、眉毛の中央にあるツボです。
このツボの由来は、眉毛を魚に見立てて、ちょうど腰のあたりにツボがあるので、魚腰と呼ばれるようです。
ツボの見つけたとしては、瞳孔の直上にある眉毛の真ん中です。
攅竹と同様に、指腹で優しく『指圧』をしたり・小さな円を描くようにマッサージすると良いでしょう。
眼球は、押さないようにご注意下さい。
糸竹空(しちくくう)は、眉毛の外側にあるツボです。
この糸竹というのは、細い竹葉のことです。そして、空というのは、窪んだ所という意味があるようです。
その為、このツボは、眉毛の外側の凹みにあるという事が分かります。
ここを、攅竹と同様に『指圧』や『マッサージ』を優しく行うと良いでしょう。
太陽(たいよう)は、『眉毛の外端』と『目尻』の間にあるツボです。特に凹んだと所がポイントです。
目をつぶりながら、指腹でやさしく『指圧』や『マッサージ』をすると明るく見えて、目の疲れも楽になります。
臂臑(ひじゅ)は、肩にあるツボです。
あまり有名なツボではありませんが、『眼精疲労』の回復に効果を発揮します。
このツボの見つけ方は、まず、腕を真横に90度上げます。
そうすると、肩の所に凹みが2つ出てきます。
この凹みの前方は、肩髃(けんぐう)と呼ばれるツボです。
そこから、指4本分(人差し指~小指)下に向かった場所に、臂臑(ひじゅ)があります。
このツボに、お灸(台座灸)をすると良いでしょう。
【参考図書】