埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
受付対応 | 8:00~18:00 土曜12:00迄 |
---|
営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
---|
定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
---|
完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
人間は、頭が冷えていて、足が温かくなっている状態が理想です。
これを「頭寒足熱(ずかんそくねつ」と言います。
その逆に、頭の方がのぼせていて、足が氷のように冷たくなっている状態を、「上実下虚(じょうじつかきょ)」と言います。
身体の不調で悩んでいる方は、後者の「上実下虚」になっています。
この状態は、上の方の病になりやすい状態です。
例えば、
「ふらふらする」・「目が回る」・「胸がドキドキする」・「肩こりが辛い」・「イライラする」など、自律神経失調症を現します。
そして、この上実下虚になりやすいのは、『産後の女性』です。
なぜ、この状態になりやすいのかというと、産後の女性は、下腹部が軟弱になっています。
東洋医学では、下腹部は「腎」に相当し、「腎」が弱くなっていると考えられます。
【補足】
東洋医学では、腎は、耳と深い関係があると考えられています。
もともと、内耳には、前庭器(三半規管と耳石器)と蝸牛があり、前庭器は平衡感覚を司るので「めまい」との関連があります。
そして、鳩尾(みぞおち)は、「心」に相当します。
腎は、「水」の性質があり、心は、「火」の性質があります。
腎が弱くなると、水で「心の火」を抑制できないので、「のぼせ」が強くなるのが分かります。
この事は、【弁釈鍼道秘訣集(原著:鍼道秘訣集「1772年」)】に書いてあります。
■弁釈鍼道秘訣集
上実下虚の代表は産後の婦人である。下焦が弱まったため、相対的に上が実し、のぼせや血暈を起こす。血暈は貧血して倒れる病である。甚だしくなると、腎の虚火がのぼって心を衝き、気違いのよになる事がある。(引用)
その為、「めまい」・「動悸」・「肩こり」・「イライラ」など、身体の上の不調が現れます。
これが、産後にめまいが起きる原因です。
産後の「めまい」が起こる原因は、腎の弱りがある事をお伝えしました。
東洋医学では、この腎を元気にするツボを使い、「のぼせ」と「腎の働き」を改善させます。
足が氷のように冷えて、頭がのぼせている「上実下虚」の状態から、のぼせが引き、足の冷えも弱まり「頭寒足熱」の健康な状態に変化していきます。
また、平衡感覚を司る内耳にも影響を与え「めまい」の改善につながります。
【ご予約の手順】
<担当者>
<あなた>
をお伺いします。