埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
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営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
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定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
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完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
パニック障害では、「パニック発作」・「予期不安」・「広場恐怖」などの症状が現れます。
電車に乗っている時・会議中・ホッとした時などに突然、動悸やめまい・息苦しさ・発汗・吐き気などが起こり、「このまま死んでしまうのでは?」と思うような発作が起こります。
しかし、ある一定期間を過ぎるとおさまります。
予期不安は、「また発作が起きるのでは?」と不安を抱えているため、日常生活を制限されてしまいます。
広場恐怖では、電車に乗ったり・大勢の人が集まっている場所など、発作が起きた時に助けを求められない状況や場所を避けます。
パニック障害が発生する原因は明確になっていませんが、有力な2つの仮説があります。
1つ目は、脳幹の青斑核から伸びている『ノルアドレナリン神経系』の異常興奮ではないかというものです。
ノルアドレナリンは、心拍数を増やしたり・血圧を上げたりと、ストレスに対処する働きがあります。(不安・恐怖・怒り・意欲に関連)
また、サルの青斑核を電気刺激すると、『パニック発作』が出ると言われています。
2つ目は、ノルアドレナリンの作用を抑制するセロトニン、γ-アミノ酪酸(ギャバ)の働きが弱くなっているからという事です。
東洋医学では、「不安」や「恐怖」という感情は、五臓六腑の「腎」に関係があります。
「感情に内臓が関係するの?」と思われますが、東洋医学では五臓に精神作用があると考えています。
実際、鍼灸院に来られた方の『脈』や『お腹』の状態を確認すると「腎」に問題がある方ばかりです。
また、東洋医学をおこなってきた先人達は、「奔豚気病(ほんとんきびょう)」と言う名前で病態を捉えていました。
これは、子豚((こぶた)が下腹部から胸・喉に駆け上がるような症状です。
奔豚気病は、突然起こり、「動悸」や「喉の詰まり」・「息苦しさ」を起こします。
これは、「腎」に弱りがあると現れる症状の一つです。
パニック障害の多くは、『腎(水の性質』が弱り、『心(火の性質)』が強くなっている事が多いので、このバランスを整える事により症状の改善につながります。
ただ、運動器疾患(ぎっくり腰・寝違え)と異なり、すぐに良くなる病気ではありません。
しかし、鍼灸治療を続けていくと徐々に症状が落ち着き『生活の質』が向上します。
例えば、
などをお聞きしています。
に鍼灸治療はお勧めです♪