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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
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埼玉県幸手市・久喜市でこのようなお悩みの方は、『おかだ鍼灸院』にお任せ下さい。
人間の背骨(せぼね)には、椎孔(ついこう)と呼ばれる孔(あな)があります。
その椎孔が連なって出来た空間が、『脊柱管』です。
この脊柱管の中には、「脊髄(せきずい)」と呼ばれる太い神経が通っています。
脊柱管狭窄症では、脊柱管が様々な原因で狭くなり・お尻・太もも・ふくらはぎ等に痛みや痺れを生じさせます。いわゆる「坐骨神経痛」です。
人間の体は、歳を取ると骨が変形します。町を歩いていると、年配の方で、腰が曲がってしまっている方などをみかけます。これは、背骨が変形をして曲がってしまっているからです。
また、腰が曲がっていなくても、50代を過ぎて「レントゲン」を撮ると、ほどんどの方に変形があるものです。
理由①
背骨が変形すると、骨棘(こつきょく)と呼ばれる骨の出っ張りがみられます。この骨棘によって、脊髄を圧迫し坐骨神経痛を引き起こします。
理由②
背骨と背骨の間には、椎間板と呼ばれるクッションがあるのですが、そのクッションが段々と潰れていき、背骨からはみ出します。
この背骨からはみ出した椎間板が、脊髄を圧迫し坐骨神経痛を引き起こします。
椎間板が潰れてくると、身長が縮んできます。年配の方が2㎝・3㎝身長が縮んだというのは、その為です。
理由③
加齢と伴に、背骨を補強している靭帯が分厚くなり椎孔(ついこう)と呼ばれる孔が狭くなります。
この影響により、脊髄が圧迫され坐骨神経痛を引き起こします。
理由4
加齢と伴に腹筋・背筋などの筋力が衰えたり・背骨を補強している靭帯が弱り、背骨が前方に滑り、脊髄を圧迫します。
背骨が前方に滑っている方は、「レントゲン」を撮るだけでも分かります。また、背骨が前方に滑る事で、腰に触れると凹みが分かる人もいます。
特徴的な症状としては、50m~100mぐらい歩くと、お尻・太もも・ふくはぎなどに「痛み」・「しびれ」・「脱力感」・「冷感」などを伴い歩行が困難になります。
この症状は、片側や両側に出る事があります。
しかし、身体を前かがみにして休んだり・屈伸したりする事で、再び歩く事ができます。
このような症状を「神経性間欠跛行」と呼び脊柱管狭窄症の特徴的な症状になります。
脊柱管狭窄症では、このように歩く事を苦手としています。その為、「自転車ならどこまでも行ける!」と、いう方は、もしかすると脊柱管狭窄症かも知れません。
また、スーパーでは、カートを押すと楽に歩く事ができます。これは、やや前傾姿勢になる事でし、脊髄の圧迫をやわらげるからです。
脊柱管狭窄症では、歩いていると「お尻」・「太もも」・「ふくらはぎ」などが痛くなったり・痺れたりする事をお伝えしました。
この神経性間欠跛行ですが、似た症状を起こす疾患があります。
それは、閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)と呼ばれる疾患です。
閉塞性動脈硬化症とは、動脈硬化が進行し血管が細くなる事によって引き起こされる血管病で。主に足の血管が障害さえることが多く、50歳以上の男子が発症しやすいといわれています。
特に下肢(足)の血管において発症する事が多いです。血管が細くなることがから血流障害をきたし、歩行障害を起こすことが典型的な症状といえます。
【メディカルノート引用】
閉塞性動脈硬化症による血管性間欠跛行では、しばらく歩行していると「痛み」や「しびれ」が起きるのは、脊柱管狭窄症と同じです。
しかし、血管性間欠跛行では、前傾姿勢をしても楽にならないという特徴があります。
脊柱管狭窄症には、大きく分けて二つのタイプがあります。
この二つのタイプの違いによって、症状の改善・緩和が期待できる脊柱管狭窄症と、手術が必要な脊柱管狭窄症に分けられます。
脊柱管狭窄症で、鍼灸によって改善・緩和が期待できるのは、「神経根タイプ」です。
その名前の通り、圧迫された場所が「神経根」と呼ばれる細い神経です。神経根を圧迫された場合は、次のような症状が特徴的です。
この症状が、神経根タイプです。鍼灸によって、改善・緩和を期待できます。
脊柱管狭窄症で、鍼灸によって改善を期待できないのは、「馬尾型」です。
この馬尾型は、名前の通り馬尻尾(うまのしっぽ)のようになっている太い神経です。
次のような症状が特徴的です。
脊柱管狭窄症では、脊柱管を通る脊髄が圧迫されて、神経の血流が悪くなり、坐骨神経痛を引き起こします。
このような原因をを考えると、脊柱管狭窄症を改善するポイントは、腰部の血流を良くする事だとわかります。
ただ、鍼灸治療は、痛み止めの注射とは異なるので、「腰」だけに鍼を刺したり・お灸をするわけではありません。
まずは、身体がどのような「サイン」を発信しているのか調べます。
脈診では、「速い・遅い」・「太い・細い」・「強い・弱い」などの差を感じとります。
腹診では、指腹でお腹を押しながら、「硬さ」・「痛み」・「冷え」・「拍動」などを調べます。
これらの検査によって
などの状態を知り、身体の回復を妨げる『根本原因』を見つけ出します。
例えば、
血液ドロドロのサイン(おけつ)があった方の場合は、
まず、血液の滞りが『腰』に悪影響を及ぼしているので、瘀血(おけつ)を改善させるツボに鍼灸を行ない全身の流れを整えます。
その後、腰回りのツボに鍼灸をすると、腰だけに鍼灸をするよりも効果を発揮します。
これは、『根本原因』に対処しているからです。
などは、鍼灸で『身体の根本』から変えた方が回復の近道かも知れません。
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