埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
受付対応 | 8:00~18:00 土曜12:00迄 |
---|
営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
---|
定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
---|
完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
最終更新日:令和5年11月1日
私達の体は、生命を維持する為に、内分泌系(ホルモン)や自律神経系によって調節されています。
しかし、ストレスを浴び続けると、ホルモンや自律神経のバランスを崩し、様々不調が起きます。
例えば、
仕事・家庭・学校・親戚・近所の付き合いなど、コミュニケーションを取る中で精神的ストレスを受けて、不調になる方が大勢います。
また、暑い日が続いていたのに急に寒くなってしまうと、気候の変化に対応できず体調を崩す方もいます。
東洋医学では、このストレスにあたるところを①内因(七情)・②外因・③不内外因に分けています。
【参考】
七情とは、怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の感情
内因(感情)は、五臓(肝・心・脾・肺・腎)に影響を及ぼし、内臓の働きを低下させ、さまざまな不調をもたらします。
例えば、
嫌な事が起こり、イライラ・怒っていると、「肝」の働きが悪くなります。
これは、イライラする感情(内因)が肝と密接な関係があるからです。
逆に、肝の不調あると、イライラしたり・怒りっぽくなります。
あなたの周りで、いつもイライラしている人がいるなら、その人は「肝」を病んでいるのでしょう。
西洋医学の考えでは、お酒(アルコール)・薬・サプリメントを飲みすぎると肝臓が悪くなると考えますが、東洋医学では「感情(内因)」によっても肝が悪くなると考えます。
そして、肝の働きが悪くなると、さまざまな不調が現れます。
例えば、次のような症状です。
目の不調が起きます。
眼精疲労・ドライアイ・仮性近視など眼科疾患と関係があります。
ただし、パソコン・スマホなどの見過ぎには、注意が必要です。
筋肉や筋(スジ)の不調が起きます。
肩こりになる人もいれば、腰痛になる人もいます。手の使い過ぎによる腱鞘炎も関係があります。筋肉・筋(スジ)の問題なら肝が関係します。
生殖器に問題が起きます。生理痛・月経不順・前立腺炎など
不眠が起こる。頭に上った血が肝に戻らずに興奮が落ちつきません。
消化器に問題が起きます。嘔気・お腹が張る・下痢など
このように、内因(感情)によって、五臓に影響を及ぼし、さまざまな不調を起こすのです。
そして、このような症状が起きる理由は、東洋医学で考える「肝」の働きを知ると理解できます。
ちなみに、
感情(内因)の種類によって、五臓に影響が出てくる「臓」が異なります。
このような関係で、肝・心・脾・肺・腎に影響が出て、内臓の働きが阻害されます。そうすると、さまざまな不調が起きるのです。
なるべく、あまり偏った感情(イライラしない・喜びすぎない・思い悩まない・悲しまない・恐がり過ぎない)にならずに穏やかに過ごす事が健康の秘訣です。
【関連記事】
【参考文献】