埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
幸手駅から徒歩15分・久喜駅から車で15分
受付対応 | 8:00~18:00 土曜12:00迄 |
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営業時間 | 平 日 午前 8:30~12:00 午後 2:00~ 6:00 土曜日 午前 8:30~12:00 |
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定休日 | 土曜日午後・日曜日・祝日 |
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完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
更新日)令和3年7月12日
ヒステリー球(咽喉頭異常感症)って、ご存じですか?
ストレスによって、喉の閉塞感(詰まり)・胸部狭窄感(飲み込みずらい)などの症状が現れる事があります。
当方の鍼灸院にも、更年期・パニック障害・自律神経失調症でお悩みの方に、このような症状をお聞きする事があります。
そして、この方達には、「共通点」があります。
それは、指で「みぞおち」を押すと硬くなっていたり・痛みがあったり・不快感がある事です。
これを東洋医学では、「心実(しんじつ)」と言います。
心実が、どのような状態になっているのかというと、「心は火の性質があり、この火が強くなり過ぎている」ことを現します。
このような状態の時は、身体の上部に不調が現れてきます。
その為、
心実の方は、喉の閉塞感(詰まり)・胸部狭窄感(飲み込みずらい)のみならず、めまい・動悸・息苦しい・頭痛・不眠などの症状もよく聞きます。
そして、この不調を改善させるポイントは、この燃え盛る「心の火」を鎮めることです。
心の火を鎮める事によって、みぞおちも柔らかくなり、喉の閉塞感(詰まり)・胸部狭窄感(飲み込みずらい)・その他の症状も改善・緩和されていきます。
私(鍼灸師)がお勧めするツボは、お腹にある関元(かんげん)と、骨盤にある小腸兪(しょうちょうゆ)です。
この2つのツボには、使用方法があります。
自分の手首の脈(橈骨動脈)に触れて、一分間に80拍以上(数脈)の場合は、お腹の「関元」を使います。
逆に、一分間に60拍以下(遅脈)の場合は、「小腸兪」を使います。
当方の鍼灸院では、ここに鍼を留めて起きます。
「症状の軽い方」・「鍼の効きやすい方」・「体の変化を察知できる方」であれば、ここに鍼を留めておくと喉の閉塞感(詰まり)が寛解してくる事が分かります。
(故)長野潔先生の著書(鍼灸臨床・新治療法の探求[医道の日本社])にも、
と、書かれています。
関元(かんげん)の場所は、お臍の下3寸にあります。
3寸の長さは、ご自身の「人差し指から小指」の幅になるので、人差し指をお臍に当て小指の下端が関元になります。
小腸兪(しょうちょうゆ)は、骨盤にあるツボです。
まず、骨盤を触り、グリグリと出っ張った骨を見つけます。これを上後腸骨棘(じょうごちょうこつきょく)と言います。
この上後腸骨棘の内側に「小腸兪」があります。
一般の方は、これらの2つのツボに「台座灸」を行うと良いでしょう。