埼玉県幸手市・久喜市で鍼灸院をお探しの方
自律神経失調症専門おかだ鍼灸院
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完全予約制
新規の方は、限定1日3名まで
更新日)平成29年3月2日
改訂日)令和 3年6月1日
昭和の朝食では、ご飯にお味噌汁・漬物や納豆・海苔・卵(目玉焼き・卵焼き・ゆで卵)などを食べていた家が多かったと思います。
しかし、お米の消費が減っている令和では、砂糖たっぷりのシリアルや、パン(小麦)を食べる方が増えているのではないでしょうか。
そして、間食には、甘い物(チョコレート・クッキー・ケーキ・饅頭・飴・果物・清涼飲料水・コーヒーなど)を食べたり・飲んだりしている方もいらっしゃると思います。
実は、何気なく食べているものが災いとなり、「花粉症」を引き起こしたり・症状の悪化につながっています。
また、花粉症だけでなく、アレルギー疾患の方は、甘い物の食べ過ぎに注意しなくてはいけません。
この理由としては、
甘い物(砂糖)を食べると、ブドウ糖が吸収され血糖値が急激に上がります。すると、人間の体は、血糖値を下げる為に膵臓から「インスリン」を分泌します。
その結果、今度は、急激に血糖値が下がるのです。
そして、このバランスを安定させるために、今度は、腎臓の上に乗っている「副腎」からコルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌され血糖値を上げます。
【参考】
<コルチゾール>
血糖値を上げる・抗炎症作用・抗アレルギー作用・許容作用・抗ショック作用(ストレス刺激に抵抗力を高める作用)などがあります。
しかし、ジェットコースターのような血糖値の乱高下を続けていると、「副腎」が疲労しコルチゾールの分泌が低下します。
分泌が低下すると、コルチゾールの働き(抗アレルギー作用)が弱くなるので、花粉症(アレルギー疾患)が発症したり・症状(鼻水・鼻づまり・目のかゆみ等)の悪化につながるのです。
【参考】
循環コルチゾール濃度が低い場合、免疫系への緩和効果が失われ、循環するリンパ球が過剰になる。この状況では炎症がより強くなり、赤みや腫れが増え、炎症組織が正常に戻るのに時間がかかる。
<引用:医者も知らないアドレナル・ファティーグ(中央アート出版社)>
花粉症(アレルギー疾患)の方が、甘い物(砂糖)の取り過ぎに注意が必要なのは、これらの理由からです。
花粉症でお悩みの方は、食生活に気をつけて副腎を疲労させない事が大切です。