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自律神経失調症専門おかだ鍼灸院 

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鍼灸一筋の独り言

足がつりやすい人は、
​「甘い物」を食べるのを減らすといいです!

【筆者】岡田 匡史(鍼灸師)

これで納得!
足がつれる仕組みが分かる

足がつれる理由

夏になると足をつってしまうという人が増えてきます。

 

なぜ足をつる人が増えるのか、あなたは知っていますか?

 

気温が高くなると体を冷ます為に汗ってかきますよね。そうすると、汗と一緒にミネラルも一緒に出てて行ってしまう事が多いんです。

【ポイント!】

汗には、ナトリウムの他に、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などの微量なミネラル成分を含む。

そうすると身体の中のミネラルバランスが崩れるます。特にカルシウムマグネシウム・ナトリウム・カリウムのバランスを崩すと筋肉に痙攣(けいれん)を起こします。

【ポイント!】

カルシウムは、筋肉の収縮・弛緩に関係している。その為、血液中のカルシム濃度が低下すると、痙攣(こむら返り)を起こす。また、マグネシウムの欠乏があると、血液中のカルシム濃度が増えない関係がある。

夏場にたびたび起こるこむら返りは、このような原因があります。

 

しかし、足がつる原因というのは、たくさんあって純粋に筋肉の疲労によって起こる場合もあるし、身体を冷やした為に血流が悪くなり起こる場合もあります。

 

私があなたに知ってもらいたいのは、甘い物(砂糖)の取り過ぎでも足がつるという事です。

甘い物の食べ過ぎにご用心

甘い物(砂糖)と筋肉がつるのは、関係ないんじゃないの?と思うかもしれませんが関係があります。

 

先ほど、夏場は汗をかくとミネラルバランスが崩れて筋肉に痙攣を起こすと書きましたが、その事に似ています。

 

甘い物(砂糖)は、酸性食品になります。これを中和する為に身体の中では、カルシウムが使われます。そうすると、血液中のカルシウムの濃度が低下し神経が興奮しやすくなり、その結果、筋肉が痙攣しやすくなります。

 

甘い物(砂糖)を食べ過ぎると、足がつりやすくなるというのはこのような関係があります。

【参考図書】

・1336専門家による私の治療(日本医事新報社)

・病気が見える8[腎・泌尿器](MEDIC MEDIA)

・生理学(医歯薬出版株式会社)

プロフィール

岡田匡史(おかだまさし)
1978年生まれ
経歴

1日400人以上来院する整形外科・都内の鍼灸整骨院で鍼灸の施術とリハビリを担当する。

取得国家資格

・はり師
・きゅう師
・あん摩マッサージ指圧師
・柔道整復師